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2020年04月11日21:06

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ジャンボ鶴田怪物伝説(574)

85年「激烈!スーパー・パワー・ウォーズ」第19戦は4月19日、こちらもプロレスこけら落としとなる神戸ワールド記念ホール(テレビ収録、観衆6,300人発表)大会。神戸ポートピア博覧会を記念して造られたポートアイランド跡地に前84年10月に建てられた8,000人収容の多目的ホール。

プロレス一番乗りは全日本プロレスでしたが、新日本プロレスも5月24日に興行を開催することが決まっていました。

NWA世界ヘビー級王者リック・フレアーはこの日から特別参加の予定でしたが、成田空港に前日到着したものの、「母親が危篤」との報を受けて急遽帰国したと発表されましたが、後に和田京平レフェリーが語ったところによると「奥さんから『私と仕事、どっちが大事なの!?』と電話で詰め寄られ、帰国した」ということでした。家を空けてばかりのフレアーは奥さんのコールに勝てず、思わず帰ってしまったらしいです。

全日本プロレス側はフレアーは「長州力とのタイトルマッチのある23日の相模原市立総合体育館大会までには来日する」と発表しています。

メインイベントではインターナショナル・タッグ王者チーム、鶴田&天龍組とスタン・ハンセン&テッド・デビアス組がノンタイトル戦で対戦。デビアスが天龍を背後から押さえ、ハンセンが天龍めがけウエスタン・ラリアット、天龍は勢い余って場外へ転落。そこへ鶴田がハンセンにジャンピング・ニーパット、ハンセンもこれで場外へ転落し4者入り乱れての乱闘となり、14分56秒、試合権利のある天龍とデビアスが両者リングアウトのドローとなりました。

この試合でデビアスが鶴龍コンビと互角の試合をしたことで、馬場はデビアスに「合格」のお墨付きを出し、ブルーザー・ブロディに代わるハンセンの正パートナーとしてのポジションを与えることになっていきます。

セミファイナルは長州&アニマル浜口組とディック・スレーター&ボブ・ブラウン組と対戦、長州とスレーターは前日の4月18日、岐阜産業会館で初対戦、長州&浜口組vsスレーター&デビアス組というカードが組まれ、10分57秒に両チームリングアウトのドローとなっています。

連日の長州とスレーターのタッグ対戦となりましたが11分57秒、長州がこの中では一枚落ちるBブラウンをリキラリアットからの体固めに決めて長州&浜口組の元祖維新軍が勝利を飾りました。

試合後、4月3日、山形県体育館大会に突如として姿を現し、その後再び消息を断っていた阿修羅・原が私服姿で乱入、長州に対戦表明をしています。

首を痛めて4月17日の長浜市民体育館大会を欠場した馬場は翌18日の岐阜で復帰。この日は石川敬士と組んで国際血盟軍のラッシャー木村&鶴見五郎組と対戦、6分2秒、チェーンを持ち出した鶴見が石川に反則負けを喫しています。

全日本対ジャパン、タイガーマスク&マイティ井上&ターザン後藤組vs小林邦昭&保永昇男&仲野信市組の6人タッグマッチは10分3秒、M井上が仲野をフライング・ヘッドシザースで回転させておいてから、そのまま丸め込んでのエビ固めでフォール。全日本組の勝利。

キラー・カーンとロン・バスのシングルマッチは僅か3分55秒、ダイビング・ダブルニードロップからの片エビ固めでKカーンの圧勝。ジャパン対国際血盟軍、谷津嘉章vsアポロ菅原は6分18秒、谷津がワンダー・スープレックス(フロント・スープレックス)からの片エビ固めで降しています。

全日本対ジャパン、グレート小鹿&大熊元司組の極道コンビと栗栖正伸&新倉史裕組は11分22秒、大熊が器用にも逆さ押さえ込みで丸め込み、極道コンビの勝利。全日本対国際血盟軍、百田光雄vs剛竜馬のシングル戦は7分26秒、バックドロップからの片エビ固めで剛の勝ち。

全日本同士の佐藤昭雄&百田義浩組とロッキー羽田&マジック・ドラゴン組は20分時間切れ引き分け。第1試合の全日本対ジャパンは川田利明が笹崎伸司を8分13秒、ドリルアホール・パイルドライバーからの片エビ固めで勝利を収めました。
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