85年「激突!オールスター・ウォーズ」第5戦は1月6日大阪府立体育会館(観衆9,200人超満員発表)大会。新日本プロレス人気の高い大阪にジャパン軍団、初見参となりました。
54年に建てられた「ナンバの体育館」こと旧府立は力道山時代から大阪のプロレスの聖地として幾多の名勝負を生んで来ましたが、老朽化の為この年の大相撲春場所を最後に取り壊しが決まっており、2年後に同じ場所に建て替えられることが決まっており、全日本プロレスはこの日が最後の旧府立での興行となりました。
新日本プロレスはちょうど1か月後の2月6日、新春黄金シリーズ最終戦で旧府立ラスト興行が行われました。(猪木vsキングコング・バンディ賞金15,000ドル争奪ボディスラムマッチ、藤波vsハルク・ホーガン、ザ・コブラvsヒロ斉藤WWFジュニア・ヘビー級選手権試合)が、こちらは実数に近い5,841人満員発表でしたが長州全日本初の大阪参戦とあって興行戦争は全日本プロレスの圧勝となりました。
メインイベントは鶴田が再びジャパン軍団迎撃に出陣、鶴田&天龍&石川敬士組vs長州&谷津嘉章&寺西勇組。この中では軽量の寺西が狙われるかと思いましたが、長州のリキラリアットで天龍が場外へ転落、そこへ鶴田がジャンボ・ラリアットで長州を場外に落として両チーム入り乱れての乱闘に。
そこへ、またもラッシャー木村以下国際血盟軍が入ってきて無差別攻撃を加えて15分1秒、ノーコンテストの裁定が下りました。
セミファイナルは馬場&ザ・グレート・カブキ&渕正伸組とタイガー・ジェット・シン&鶴見五郎&ジプシー・ジョー組で13分20秒、カブキがロープづたいに歩いての正拳突きからの体固めでジョーをフォールしています。
マイティ井上&タイガーマスク組とダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組は12分1秒に両チームリングアウトのドロー。グレート小鹿&大熊元司組と国際血盟軍のR木村&剛竜馬組は9分39秒、R木村がラッシング・ラリアットから大熊を体固めで国際血盟軍の勝利。
キラー・カーンはジャイアント・ヘイスタックとのシングル戦。1月5日の君津市体育館大会ではKカーンの反則勝ちに終わっていますが、やはり実力差が出て2分16秒、ダイビング・ダブルニードロップからの体固めでKカーンが完勝しています。
アニマル浜口&小林邦昭組はブラソ・デ・オロ&ブラソ・デ・プラタ組のロス・ブラソスと対戦。この中では体格的に優る浜口が7分9秒、プラタをブロックバスター(サモアン・スープレックス)からの体固めでフォール勝ち。
新日本プロレス、UWF、全日本プロレスと団体を跨いでのシングルマッチとなったグラン浜田とペーロ・アグアヨの一戦は13分29秒、浜田がウラカン・ラナ(前方高角度回転エビ固め)で勝利。このカード、90年代にはユニバーサル・プロレスでも実現しており、日本4団体で実現した唯一のシングルマッチとなりました。
全日本対ジャパン、マジック・ドラゴン&川田利明組と栗栖正伸&保永昇男組は13分16秒、栗栖が川田をパイルドライバーから片エビ固め。ジャパン対国際血盟軍、新倉史裕とアポロ菅原の一戦は7分19秒、雪崩式ブロックバスター(サモアン・スープレックス)からの体固めで菅原の勝利。
第1試合は全日本のベテラン、百田義浩がジャパンの若手仲野信市を7分13秒、首固めで降していますが、百田義の国内デビューは80年9月、仲野が新日本プロレスで最初にデビューしたのが79年3月というのが事実でキャリアは大して変わりません。年齢は百田義が16歳上でした。
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