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2020年03月02日22:53

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ジャンボ鶴田怪物伝説(534)

85年「激突!オールスター・ウォーズ」参加外国人選手プロフィールの続きです。

初来日の巨漢ジャイアント・ヘイスタック(1月2日後楽園ホール〜1月28日、山梨県石和町小松パブリックホール)はイギリスで活躍していた211cm、240Kgの巨漢レスラー。人間空母ヘイスタック・カルホーンをモチーフとした選手でイギリスのジョイント・プロモーションでデビュー。

初期の新日本プロレス、あるいは後期の国際プロレスなら好んで呼んだであろうキャラクターであるが何故、豪華ラインナップの中に混ざったかは不思議な部分もありますが、馬場は長州達の日本テレビ登場が万が一不可能、若しくは延期された時にタイガー・ジェット・シンのパートナーとしてテレビマッチに起用しようと考えていたようです。 

1月30日、小樽市総合体育館〜シリーズ最終戦2月5日、東京体育館まで終盤特別参加が待望の初来日「南部の帝王」ジェリー・ローラーとジミー・バリアント。

ローラーはテネシー州メンフィスを中心に活躍しているローカルヒーローで「テネシー版猪木」的存在。ラジオDJ出身の変わり種で、マイクパフォーマンス、タレント性には優れています。69年にデビュー。南部ヘビー級王座を何回か獲得し、ジャック・ブリスコのNWA世界ヘビー級王座にも挑戦。

80年代に入るとCWAという団体を旗揚げしプロモーター兼トップレスラーとなりました。82年にはコメディアンのアンディ・カウフマンをリングに上げて試合を行うなどエンターテインメント性を強く打ち出したプロレスを展開して注目を集めました。

83年9〜10月の「ジャイアント・シリーズ」に一度初来日が発表されています。この時は6月に鶴田がアメリカで返上したUNヘビー級王座を巡って全米各地で行われた(ことになっている)王座決定トーナメントを勝ち上がり決勝に進出、同じく決勝に進出したテッド・デビアスと10月14日、佐世保市体育文化会館で王座決定戦を行うことが全日本プロレスから発表されていましたが、負傷の為に来日が中止。デビアスが闘わずして新王者に認定されています。

翌84年、AWA世界ヘビー級王者となった鶴田が北米サーキットを行った時、同行していた馬場と会い、馬場経由でUWFの旗揚げオープニング・シリーズ第2弾にローラーの仲介でキングコング・バンディをブッキングしようとした経緯がありましたが、シリーズ中止の為キャンセル。馬場は83年6月17日にテキサス州ダラス・リユニオン・アリーナでバンディの挑戦を受けてPWFヘビー級王座の防衛戦を行っており、バンディを高く買っていましたので、今度は全日本に、という話でローラーは動いたものの、新日本プロレスの吉原功顧問、大剛鉄之介ルートで取られてしまい、その穴埋めの為に多忙なスケジュールの中1週間だけ特別参加となった訳です。

ジミー・バリアントはローラーのCWAで試合をしていたところ来日の声が高かったものの、76年5〜6月の「NWAチャンピオン・シリーズ」にジョニーとのバリアント・ブラザーズで来日して以来、8年半ぶりの来日となりました。
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