77年国際プロレスvs全日本プロレス「全軍対抗戦」第1戦、11月25日、前橋・群馬県スポーツセンター(日本テレビ収録、観衆3,800人発表)では主力同士の対抗戦はなく、メインイベントは11月7日、韓国・ソウル市文化体育館で大木金太郎&キム・ドクの韓国師弟コンビに敗れ、インターナショナル・タッグ王座2度目の転落となった馬場&鶴田組が大木&ドク組にリターンマッチを挑み、1−1から両チームリングアウトの引き分けで王座奪回成らず。
次は「世界オープン・タッグ選手権」でリターンマッチの機会はなく、インターナショナル・タッグは流失したまま越年が決定。
天龍源一郎&ロッキー羽田組のハンサム・フレッシュコンビはビル・ロビンソン&ジム・デュラン組を破りました。この大会は翌11月26日に日本テレビで録画中継されましたが、放送されたのはこの2試合だけで対抗戦は放送されず。
翌週から世界オープン・タッグ選手権の放送を控える日本テレビにとっては対抗戦を追うだけの時間枠がなく、この時は放送からあぶれた感じでした。
対抗戦はグレート小鹿&大熊元司組がマイティ井上&寺西勇組に勝ち。アニマル浜口vs高千穂明久は両者リングアウト、サムソン・クツワダは大位山勝三を降し、鶴見五郎は肥後宗典に勝つ。
剛竜馬はミスター林を破り、スネーク奄美は百田光雄に勝利。国際プロレスが3勝2敗1両リンで6点、全日本プロレスは2勝3敗1両リンで4点と初日は国際がリードしています。
第2戦、11月26日、秋田・大曲市圏民体育館(観衆4,700人発表)では御大・馬場が対抗戦初出場、グレート草津と対戦し11分56秒、グラウンド・コブラツイストで馬場が貫禄勝ち。(3カウントによるフォール勝ち)
馬場と草津と言えば、草津が日本プロレスを退団して国際プロレスに入り、ルー・テーズのTWWA世界ヘビー級王座に挑む為にアメリカ武者修行から帰国した時、ハワイ帰りの馬場と偶然東京国際空港で遭遇し、草津が「馬場さんは日本プロレスのエース、僕は国際プロレスのエース、エース同士お互い頑張りましょう」と言って馬場の怒りを買った他、
全日本プロレス旗揚げシリーズに選手を貸してもらった見返りに馬場が72年11月29日東京体育館、30日水戸市茨城県スポーツセンターの国際プロレスの興行に出場、29日東京では馬場は草津と組んでレッド・バスチェン&マリオ・ミラノ組と対戦していますが、入場の際、草津が馬場に「お先にどうぞ」と先に入場を促す無礼を働いており、馬場が激怒したエピソードもありました。
この日の他の対抗戦は国際プロレスのエース、ラッシャー木村が初陣、M井上と組んで天龍&羽田組を破りましたが、小鹿&大熊組は浜口&寺西組に勝ち、クツワダはデビル・ムラサキに体格差を見せつけて圧勝。
大位山は伊藤正男に勝利。米村勉(天心)は肥後を破りましたが奄美は淵(ふち)正信に敗れました。
この日は国際プロレスが3勝4敗と負け越し、6点加算の通算12点、全日本プロレスは4勝3敗で8点加算し通算12点とタイスコアになりました。
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