85年IWGP&WWFチャンピオン・シリーズ第5戦は5月15日、長崎国際体育館(観衆3,210人発表)大会。83年の第1回、84年の第2回大会とも満員、超満員の連続でしたが、この年は日本側選手層の手薄さとトーナメント方式の為か、九州地区に強い新日本プロレスも観客動員では苦戦しました。
メインイベントは猪木&藤波&木村健吾組vsディック・マードック&アドリアン・アドニス&ジミー・スヌーカ組で20分8秒、藤波とマードックが両者リングアウトとなり引き分け。
セミファイナルはIWGP挑戦者決定トーナメント公式戦、トーナメント優勝の最有力候補、アンドレ・ザ・ジャイアントがカネックを4分59秒、ヒッププッシュからの体固めで圧殺し、2回戦へ進出しました。
セミ前には坂口とキングコング・バンディのシングルマッチが組まれました。1月18日、八代市総合体育館ではバンディのボディプレスの前に6分57秒でフォール負けを喫している坂口は新日本プロレスナンバー2の意地に賭けても連敗は許されないところでしたが、6分56秒、バンディが坂口を場外フェンス越しに投げて坂口の反則勝ちとなりました。
13日の大分大会から改名したスーパー・ストロング・マシンはブラック・キャットと組んでマスクド・スーパースター&トニー・セントクレアー組と対戦。やはりこのメンバーではキャットが一枚も二枚も落ち、11分30秒、スーパースターがキャットを体固めに決めてスーパースター&セントクレアー組が余裕の勝利。
アイアン・マイク・シャープは韓国人留学生の金秀洪を7分34秒、体固めで降し、5月18日、後楽園ホールと5月20日、広島県立体育館でWWFジュニア・ヘビー級王座を賭けて対戦するのザ・コブラとヒロ斉藤がタッグで前哨戦対決。コブラ&高野俊二組vsH斉藤&エンリケ・ベラ組の一戦は、12分25秒、コブラとH斉藤が両者リングアウトに終わっています。
第6戦は5月16日、佐賀スポーツセンター(観衆2,660人満員発表)5月10日、福岡スポーツセンターでの開幕戦に次いで満員マークがつきました。
メインイベントは猪木&藤波組vsアンドレ&セントクレアー組で13分42秒、藤波がセントクレアーを逆さ押さえ込みで仕留め、猪木&藤波組の勝利。
トーナメント公式戦はバンディとアドニスが激突。どちらが勝ってもおかしくない組合せでしたがバンディの方が新日本プロレスでは僅かに扱いが上。6分13秒、バンディがアドニスを場外フェンス越しに投げてしまいアドニスが反則勝ちで2回戦進出です。
この日までの特別参加となるスヌーカはコブラとシングルで対戦し9分14秒、スーパーフライから体固めで完勝。
坂口&木村健組vsマードック&Mスーパースター組は12分18秒、坂口とマードックが両者リングアウトで引き分け。SSマシンvs高野俊は12分38秒、体固めでSSマシンの勝ち。
H斉藤vsIMシャープは体格差は如何ともし難く8分12秒、体固めでシャープの勝利。強豪メンバーとの対戦が続く小杉俊二は星野勘太郎と組み、カネック&ベラ組と対戦。13分26秒、カネックが小杉を体固め。メキシカンコンビに凱歌が上がりました。小杉は上位陣の壁にぶつかる日々を送ることになりました。
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