84年世界最強タッグ決定リーグ戦、最終戦12月12日、横浜文化体育館大会はセミファイナルからの公式戦以外のカードでも興味深い組み合わせが多数実現し、さながらオールスター戦の様相を呈しています。
セミ前にはタイガーマスクが登場、マイティ井上と組んでピラタ・モルガン&エル・エヒプシオ組と対戦、12分3秒、タイガーマスクがエヒプシオをジャーマン・スープレックスホールドで撃破しています。
国際血盟軍の首領、ラッシャー木村がついにタイガー・ジェット・シンと悪の合体を果たし、鶴見五郎も加えたトリオで馬場&佐藤昭雄&マジック・ドラゴン組と対戦。
8分3秒、R木村が得意のブルドッキング・ヘッドロックからMドラゴンを体固めに決め、シン&R木村&鶴見組の勝利。
そしてこの日、翌年1月のシリーズ参戦を前に長州力、アニマル浜口、谷津嘉章、小林邦昭、寺西勇のジャパンプロレス、維新軍が全日本プロレスのリングに初登場。
ジャパン勢の試合が前の方に組まれたのは新日本プロレス、テレビ朝日との契約問題がクリアされていなかったからでしょう。
長州&浜口&谷津組は石川敬士&グレート小鹿&大熊元司組と対戦。2階席から見ていて思ったのは維新軍と全日本軍の身体のサイズがほぼ一緒だったということでした。やはり全日本プロレスの選手はナチュラルに大きい選手が多いです。
長州&浜口組vs小鹿&大熊組はこれより5年4か月前の79年8月26日、日本武道館でのプロレス夢のオールスター戦で対戦。4人共に団体のタッグ王者という(長州は坂口と組んで北米タッグ、浜口はM井上と組んでIWA世界タッグ、小鹿&大熊組はアジア・タッグ)組み合わせでしたが、若さで優る長州&浜口組は急造タッグの悲しさか、極道コンビの試合運びに苦戦し、11分8秒、反則勝ちを収めましたが内容では極道の上手さ、悪さが光りました。
時は流れ長州らはジャパンプロレスとし団体の看板を背負い全日本に乗り込んで来た訳です。
長州が大熊をバックドロップの体勢に抱え上げて、谷津がコーナーポスト最上段からニードロップ。そのまま長州が倒れ込んでのバックドロップ。さらにロープに飛んでのリキラリアット1発。そのままフォールに入り、12分11秒、長州が大熊を体固め。
長州が全日本プロレス登場第1戦を豪快な白星で飾りました。
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