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2019年05月17日22:35

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ジャンボ鶴田怪物伝説(524)

84世界世界最強タッグ決定リーグ戦、第16戦は終盤戦の天王山、12月8日、愛知県体育館大会(テレビ生中継、観衆9,000人超満員発表)。この日は日本テレビ「土曜トップスペシャル」による90分枠テレビ生中継でした。

全日本プロレスの愛知県体育館では私の知るかぎりこの日が観客動員の新記録。愛知県体育館は新日本プロレスの辣腕プロモーター、富野徹三氏が代表を務める共企画の地元で新日本プロレスの興行人気が高く、全日本プロレスはいつも集客に苦戦していました。

この日は豪華メンバーによる優勝の行方を左右する2台公式戦に加え、旗揚げ興行を終えた長州力以下ジャパンプロレス勢が殴りこみをかけるのでないかという噂もあり、超満員の観客が集結したと思われます。

メインイベントは因縁の一戦、スタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組vsドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスがついに激突。

テリーが復帰してからは初の対戦であり83年4月に行われた「世界最強タッグ決定リーグ戦リマッチ」以来1年8か月ぶりの対戦。 

試合はハンセンとテリーがタックルでぶつかり合ったところ、レフェリーのジョー樋口のポジションが「たまたま悪く」倒れたテリーに巻き込まれて2人で場外へ転落。

1人残されたドリーをハンセン、ブロディが2人がかりで袋叩きに。これを見ていたテリーが敵軍コーナーの下に置いてあったブロディのチェーンを持ち出して、ハンセン、ブロディを襲撃。止めに入って来たサブレフェリーのミスター林、蘇生した樋口にも暴行を加え、18分42秒、ファンクスの反則負けとなりました。

これまで無得点試合なしのファンクスに土がついてファンクスは失点3の9点。ハンセン&ブロディ組はファンクスから貴重な白星を挙げて失点2の8点。

セミファイナルも非常に興味深い一戦。馬場&ラッシャー木村組vs鶴田&天龍組の公式戦。R木村は鶴田とは78年11月26日、国際プロレス日本リーグ争覇戦、久慈市民体育館で6人タッグで対戦(R木村&グレート草津&マイティ井上組vs鶴田&大熊元司&ミスター・ヒト組1−1から両チームリングアウト)して以来6年ぶり、天龍とは77年12月6日、福岡九電記念体育館での世界オープン・タッグ選手権公式戦(R木村&草津組vs天龍&ロッキー羽田組、草津が羽田を破る)以来7年ぶりの対戦となります。

馬場のタイトル戦線からの離脱に伴い全日本プロレスの完全無欠のエースとなり、インターナショナル・ヘビー級&タッグ二冠王者の鶴田、UNヘビー級、インターナショナル・タッグ二冠王者の天龍とR木村との久々の対戦は新鮮味がありました。

この時R木村は43歳。ウィークポイントの足腰は衰えを感じましたが上半身のパワーでは鶴龍コンビを凌駕するものがありました。

R木村は天龍にラッシング・ラリアット2連発。天龍は2発目でほぼグロッキーになっていましたが、R木村は何故かフォールにはいかず。コーナーで控えている馬場は「勝機なのになぜフォールにいかない」と怒り気味。

ファンクス、レイス&ニック組に頭脳戦法で敗れ、チームワークにおける連係不足が露呈され、星が伸びない馬場は焦っていたかリングに入りR木村に注意を促しました。

リング下にはこの日、馬場&R木村組のセコンドとして10月5日にR木村と一緒にUWFを退団していた剛竜馬がいました。剛がエプロンまで上がってきて何やらアピール。すると剛に何事かを告げたR木村がいきなり馬場にラリアット1発。まさかのR木村の裏切りに不意を突かれた馬場はダウン。

リング上には剛、鶴見五郎も入って来て馬場を攻撃。対戦相手の鶴田&天龍も師匠・馬場を救出に入り、リング上は収拾のつかない状態に。判定は8分20秒、R木村の試合放棄で鶴田&天龍組の勝利。鶴田&天龍組は8点となり、優勝戦線に食い込んでいます。馬場&R木村組は2点のまま、仲間割れ。残りの公式戦は棄権となっています。
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