84年世界最強タッグ決定リーグ戦、第5戦11月27日も馬場のお膝元、新潟県長岡市厚生会館(現アオーレ長岡)大会(観衆5,000人超満員発表)。新潟における全日本プロレスの興行人気は高く、前日の新潟市体育館大会と併せて10,000人のファンを動員しました。
タイトル戦線から外れていた馬場ですが、メインイベントには2日連続で出場。鶴田&天龍と全日本プロレス最強トリオを結成しスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ&マイク・ショー組のスーパーヘビー級トリオと対戦。
13分35秒、馬場がショーをカウンターの16文キック1発からの体固めで破り馬場&鶴田&天龍組が勝利を飾っています。
セミファイナルはドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスvsワンマン・ギャング&鶴見五郎組の公式戦。13分3秒、テリーが鶴見を伝家の宝刀スピニング・トーホールドでギブアップさせて3戦3勝の6点。ギャング&鶴見組は2戦2敗で0点。
ハーリー・レイス&ニック・ボックウィンクル組の元NWA&AWA世界王者コンビは石川敬士&マイティ井上組と対戦、11分46秒、ニックが石川を足4の字固めに捕らえてギブアップさせ貫禄の勝利を挙げています。
パートナーのショーがメインの6人タッグに出た為タイガー・ジェット・シンはこの日もシングルマッチが組まれ3分16秒、コブラクローで完勝。
ダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組はラッシャー木村&マジック・ドラゴン組と対戦、キッド&スミスとR木村の顔合わせは興味津々でしたが11分6秒、キッドがMドラゴンをダイビング・ヘッドバットからの体固めで降しています。キッドとR木村は国際プロレスと新日本プロレスで同じリングに上がっていますが、ヘビーとジュニアだったこともあってタッグでも当たっていません。ですが全日本プロレスでのキッド&スミス組は肉体もパンプアップされて、堂々としたヘビー級戦士に変貌を遂げていました。
このシリーズから左膝膝蓋骨粉砕骨折での負傷箇所をまた痛め、先のジャイアント・シリーズ序盤戦から欠場していた大仁田厚が復帰。この日はタイガーマスクと組んでピラタ・モルガン&エル・エヒプシオ組と対戦。11分36秒、タイガーマスクがエヒプシオをダイビング・ヘッドバットからの片エビ固めでフォール。
この日のタッグマッチもコールもタイガーマスクの方が後で、全日本プロレスの日本人ジュニア・ヘビー級の先駆者として屈辱だったと思います。
大仁田は負傷の為10月15日、後楽園ホールで予定されていたM井上のNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座への挑戦をキャンセル。12月2日、同所でのM井上への挑戦が決定。後がない大仁田は「この一戦に負けたら引退」を宣言しています。
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