84年ジャイアント・シリーズ、10月24日は宮崎県小林市体育館(観衆3,700人満員発表)大会。ハーリー・レイスとリッキー・スティムボートはこの日までの参戦となりました。
レイスはテリー・ゴディ&マイケル・ヘイズのザ・ファビュラス・フリーバーズとトリオを結成し、馬場&鶴田&天龍組の全日本プロレス最強トリオと10月15日、後楽園ホール大会の再戦が組まれました。後楽園では天龍がフリーバーズの合体攻撃の前にヘイズにフォール負けを喫しており、全日本側はレイスの帰国前にリベンジを果たしておきたいところでしたが、試合は12分14秒、両チームリングアウトの引き分け。
スティムボートはセミファイナルに出場、このシリーズ何度かタッグを結成したザ・グレート・カブキとのコンビで上田馬之助&鶴見五郎組と対戦。11分11秒、スティムボートが鶴見をダイビング・ボディアタックからの片エビ固めで破り自身のシリーズ最後の闘いを白星で飾りました。
タイガーマスクは「ヘビー級外国人」であるバディ・ロバーツとのシングルマッチ。11分16秒、バックドロップからの体固めで勝利を収めています。ヘビー級では小柄なBロバーツですが身体の厚みが当時のタイガーマスクとはまだ差がありました。
タイガーマスクはヘビー級の壁をクリアした訳です。
マジック・ドラゴンはリップ・タイラーを11分13秒、片エビ固めで破りバズ・ソイヤーは渕正伸を相手にシングルマッチを行い、11分1秒、ロープの反動を利したカウンターのパワースラムを見せて片エビ固めでフォール勝ち。
阿修羅・原の失踪で正パートナー不在の石川敬士はグラン浜田とのタッグでラ・フィエラ&エディ・サリバン組と対戦し10分22秒、石川がサリバンをサソリ固めでギブアップさせ石川&浜田組が完勝しました。
8月26日、田園コロシアムで行われたスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組vs馬場&ドリー・ファンク・ジュニア組のPWF世界タッグ選手権試合に乱入し返り討ちに遭い、「家族と日本のファンが許してくれるなら復讐したい」と復帰を示唆する発言を行い、9月5日に馬場宛に「復帰に向けてトレーニングを開始した」と連絡を入れたテリー・ファンクがアメリカで復帰戦を行いました。
10月26日、NWAの総本山、ミズーリ州セントルイス・キール・オーデトリアムでドリーと組み、未来日でこの年の10月からテレビ東京で放送開始された(関東地区初回放送は10月22日)「世界のプロレス」でその試合が放送されて一躍注目を浴びたアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズのAWA世界タッグ王座に挑戦。
試合は14分52秒、ファンクスの反則勝ちでベルト移動はありませんでしたが復帰戦を飾っています。
ファンクスは次期「世界最強タッグ決定リーグ戦」に2年ぶりにエントリーされましたが日本のファンの反応は微妙でした。根底にあったのは日本とアメリカの「リタイア」の考え方の違いかと思われます。
ログインしてコメントを確認・投稿する