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2019年04月10日20:20

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ジャンボ鶴田怪物伝説(487)

84年スーパー・パワー・シリーズ最終戦は9月12日、水戸市民体育館大会。(テレビ収録、観衆4,000人発表)

メインイベントはリック・フレアーのNWA世界ヘビー級王座に天龍が挑戦。今シリーズ、フレアーの防衛戦はこの天龍戦一度きりです。

天龍のNWA世界ヘビー級王座への挑戦は81年10月6日、仙台・宮城県スポーツセンターでフレアーに挑戦して以来(2−1で敗退)実に2年11か月ぶり。この時は天龍と鶴田が負けてテリー・ファンクが引き分けでした。

当時は3度目のアメリカ修行から帰国、ようやく第3の男としてメインイベンターとしての一角に食い込み始めた時期でしたが、今回はUNヘビー級、インターナショナル・タッグの二冠王者として全日本プロレスを代表して堂々とフレアーを迎え討つポジションにおりました。

試合は60分3本勝負。1本目は13分44秒、天龍がフレアーのブレーンバスターを空中で身体を反転させて滑り降り、延髄斬り2連発、ドリルアホール・パイルドライバーを決めて片エビ固めで先制のフォール。

2本目は8分16秒、フレアーがバックドロップから足4の字固め。天龍はたまらずギブアップ。

決勝の3本目、フレアーは痛めている天龍の足を集中攻撃して再び足4の字固めに入りました。リング中央でガッチリと決まりましたが、天龍は必死に身体を回転させてロープへ。レフェリーのジョー樋口はブレイクを命じました。

しかしフレアーは足をはなさず。外側の方の足で天龍の足をキック、レフェリーが止めに入りましたが言うことは聞かず。5分38秒、天龍の反則勝ち。ルールによりベルトの移動はありませんでしたが、反則とは言えスコアで2−1で天龍が勝ったということは天龍の全日本内での番付が上がったことを意味しました。

セミファイナルは鶴田&石川敬士組vsブルーザー・ブロディ&ムーンドッグ・エド・モレッティ組。10分34秒、ブロディがキングコング・ニードロップからの体固めで石川を破っています。

セミ前に組まれた世界最強ジュニア・タッグ決定リーグ戦優勝決定戦。リーグ戦最終試合は9月10日、川越市初雁市民グラウンド特設リング(観衆2,700人発表)でのマイティ井上&グラン浜田組vs大仁田厚&渕正伸組の一戦。

試合は雨天の中での試合となり、両チームリング内にて4人入り乱れての乱闘。レフェリーが制止に入りましたがそれでも4人ともちゃんと試合をする気配なく9分23秒、ノーコンテストになりました。両チーム無得点となり、2勝1時間切れ引き分け1無効試合で5点のM井上&浜田組と2勝1時間切れ引き分け1両リンで5点のチャボ&ヘクターのゲレロ・ブラザーズとの間での優勝決定戦となりました。

全日本プロレス生え抜きチームである大仁田&渕組は2勝1両リン1無効試合の4点で決勝進出成らず。

試合はチャボが場外の浜田にプランチャ、この隙きを突いてM井上がヘクターのバックに回り、珍しいジャーマン・スープレックスホールド。9分49秒、カウント3が入り、M井上&浜田組が優勝。賞金500万円を獲得しました。

優勝したとは言えこの時ジュニアのタッグベルトを新設するようなことはなく、80、81年の同時期に行われたPWF杯争奪タッグ・トーナメントと同様、次のビジョンがなかったのは残念でした。

リーグ戦下位の成績はマジック・ドラゴン&ウルトラセブン組が1勝3敗の2点、メキシコUWA代表のフィッシュマン&ベビー・フェイス組は4戦全敗に終わりました。UWA勢はジュニアと言えど小柄でありやはりこの中に入ってしまうと体格差を感じました。

馬場は大熊元司と組んでクラッシャー・ブラックウェル&ジム・ガービン組と対戦、9分34秒、ブラックウェルが180kgのフライング・ボディプレスからの体固めで大熊を圧殺。

大仁田&渕組は鶴見五郎&ベビー・フェイス組と対戦、渕が9分57秒、Bフェイスを片エビ固めでフォール。マジック・ドラゴンはフィッシュマンを11分39秒、首を固めでフォールしています。
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