84年スーパー・パワー・シリーズ最大のビッグマッチ8月26日田園コロシアム大会(テレビ収録、観衆13,500人超満員発表)、全日本プロレスと新日本プロレス興行の業務提携第1弾興行は興行的に大成功しました。
13500人というのは伝説となった新日本プロレス81年9月23日の同所でのビッグマッチ(猪木vsタイガー戸口IWGPアジア・ゾーン予選、アンドレ・ザ・ジャイアントvsスタン・ハンセン、藤波vsエル・ソリタリオWWFジュニア・ヘビー級選手権試合、タイガーマスクvsソラール)を意識しての発表であることは想像に難くありません。
メインイベントはスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組の超獣コンビが保持するPWF世界タッグ王座に馬場&ドリー・ファンク・ジュニア組が挑戦した一戦。4月25日、横浜文化体育館での再戦となりました。
試合はハンセン、ブロディが馬場に集中攻撃、ブロディが馬場をドリルアホール・パイルドライバーに担ぎ上げてコーナー近くへ。コーナーマットに登ったハンセンが馬場の両足を押さえ、合体式ハイジャック・パイルドライバー!横浜の悪夢再現か、馬場はダウン。
ハンセン&ブロディ組は止めを刺そうとドリーにもハイジャック・パイルドライバー狙い、しかしコーナーに登ったハンセンの右足をリング下からマネージャーのテリー・ファンクが押さえてこれを阻止しました。
ならばとリング上、グロッキーのドリーにブロディがキングコング・ニードロップ、カバーに入ったところテリーがリングに上がってこれを阻止。12分13秒、レフェリーのジョー樋口はテリーのインターフェアがあり馬場&ドリー組の反則負けを宣告、ハンセン&ブロディ組が2度目の王座防衛を果たしました。
勝敗が決した後も超獣コンビはテリーを捕まえて2人がかりでメッタ打ち。結果は反則負けですがマネージャーのテリーもろとも馬場&ドリー組の完敗でした。
セミファイナルは鶴田&天龍組vsクラッシャー・ブラックウェル&ジム・ガービン組。ブラックウェルの180kgのボディプレスがガービンに誤爆、鶴田がすかさずガービンにフライング・ボディシザースドロップ(空中胴絞め落とし)を決めて13分36秒、体固めでカウント3。鶴田&天龍組が勝利を収めました。
マイティ井上のNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座には元王者、大仁田厚が挑戦。M井上は大仁田のウィークポイントである左膝にダメージを与えんと足攻めから足4の字固め。
ガッチリ入って大仁田は自力での脱出が困難になりましたが何とか上半身の力を使ってエプロンへ。両者そのまま場外へ転落。場外10カウントギリギリでM井上は足4の字固めを自ら解いてリングインしようと試みましたが大仁田が場外でM井上の足を引っ張りリングヘ入れず、11分50秒、両者リングアウトの引き分け。M井上が4度目の防衛に成功しています。
両リンに終わりベルト奪還出来なかった大仁田はM井上に再挑戦をアピールしました。
2代目タイガーマスクデビュー戦、ラ・フィエラとのシングルマッチ、タイガーマスクは初代に比べると大型で手足も長い。フィエラが得意のラフファイトを見せましたがタイガーマスクはトペ・コンヒーロなど空中殺法で圧倒。
9分37秒、タイガー・スープレックスホールド84でフィエラを破り、デビュー戦を鮮やかな勝利で飾っています。
グラン浜田は開幕戦に続いてヘビー・フェイスとシングルで対戦。9分12秒、ウラカンラナで完勝。チャボ&ヘクターのゲレロ兄弟vs渕正伸&川田利明組の一戦は14分30秒、チャボが川田をジャーマン・スープレックスホールドでフォールしています。阿修羅・原は国際プロレス時代に対戦したムーンドッグ・エド・モレッティを僅か5分5秒、バックドロップからの片エビ固めでフォールしています。
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