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2019年03月02日17:47

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週プロ流智美あの日あの時予想2018年総括(54)

66.12月26日発売号●【予想】旗揚げイヤーのUWFが年末にファン感謝デーを開催。(84年UWF後楽園ホール)【正解】タイガーマスクvsダイナマイト・キッドWWFジュニア・ヘビー級王座決定戦。(82年1月1日新日本プロレス後楽園ホール)【参考】2012年12月26日発売号はボブ・バックランド、アイアン・シークに敗れWWFヘビー級王座転落。(83年ニューヨークMSG)

【解説】9月5日発売号、12月5日発売号分にこの年旗揚げしたUWFの激動の1年について書かせて頂いております。重複するところは割愛する部分もありますが、スーパー・タイガー、藤原喜明、高田伸彦の加入で日本陣営も充実、9月7日には後楽園ホールでSタイガーvs藤原、同11日には同所でSタイガーvs前田日明の実力No1決定戦が行われ、Sタイガーがチキンウィング・フェイスロック(公式発表は変型裸絞め)で藤原、前田を連覇。「完全実力主義」を打ち出しました。

10月5日、「ストロング・ウィークス」開幕戦の後楽園ホール大会の試合前に旗揚げメンバーだったラッシャー木村と剛竜馬が「プロレスに対する方向性の違い」を理由に退団を発表。UWFのリングは藤原組(新日本プロレスの中でストロング志向の強い若手が集まり藤原の指導を受けており、このメンバーがいつしか「藤原組」と呼ばれるようになった。前田、高田も藤原組メンバーである)カラーが一段と強くなりました.

R木村、剛が抜けたことで選手不足となりレフェリー兼外国人係のミスター空中(最高顧問カール・ゴッチの娘婿)が本名の空中正三でレスラーとして試合を行うことになりました。

開幕戦では藤原&新入団第1戦となる木戸修組vsSタイガー&前田組が組まれ、25分35秒、藤原がSタイガーをチキンウィング・フェイスロックでギブアップさせて勝利、シングル戦敗戦の借りを返しましたが、新日本プロレス時代、タイガーマスクに変身以降は82年7月23日、金沢・石川県産業展示館でのダイナマイト・キッド戦でのフェンスアウトによる反則負けの1敗のみで後は無敗だったSタイガーの「一本負け」は衝撃で完全実力主義のUWFのリングでは猛虎伝説も通用しなかった訳です。

11月15日、後楽園ホールの年内最終シリーズ「イヤーエンド・センセーション」開幕戦では10月5日の再戦、藤原&木戸組vsSタイガー&前田組が組まれ、40分以上に亘る熱戦の結果、40分16秒、藤原が三角絞めでSタイガーを返り討ちに。まさかの連敗を喫したSタイガーはシリーズ最終戦12月5日、後楽園ホールで藤原と「ノーフォール・デスマッチ」で一騎打ち。27分19秒、足へのローキックと顔面へのハイキックでKO勝ちを収め、タッグ2連敗のリベンジを果たしています。

リング上ではハードな闘いを展開するUWFでしたがリングを降りればこの時期に関しては一枚岩を誇っていました。旗揚げイヤーの年末のこの日、後楽園ホールでファン感謝デー「無限大記念日�供�85ニューイヤーズ・イブ」を開催しています。チケット代は全席指定の3,000円。  

通常の試合は行われず、週刊プロレスのターザン山本がリングに上がり、藤原の関節技に捕まるコーナーや物まねバトルロイヤル、選手愛用品オークションが行われ、いつものハードヒットな雰囲気ではなく和気あいあいとした楽しいイベントでした。

18年12月5日、ダイナマイト・キッド(本名トーマス・ビリントン)が60歳の誕生日当日に死去。(58年12月5日イギリス出身)キッドは晩年はステロイドの常用による副作用とリング上で背骨を骨折するアクシデントによる後遺症から車椅子生活を強いられていましたが、60歳の若さで天に召されてしまいました。

ここでキッドの功績を全部振り返るのは割愛致しますが、80年2月5日、愛知県体育館と81年4月10日、北九州市西日本総合展示場の2度に亘り藤波のWWFジュニア・ヘビー級王座に挑戦しいずれも惜敗。

藤波はジュニアにもはや敵がいなくなり81年10月にヘビー級へ転向を表明。11月5日、蔵前国技館でWWFジュニア・ヘビー級王座を返上しています。藤波の「後継者」として王座決定戦に臨むのはタイガーマスクとキッド。

82年元日、後楽園ホールで両者による王座決定戦が行われました。試合は前81年12月8日、蔵前国技館でのカネックとの試合で足を負傷したタイガーマスクがまだ完治しておらず、フットワークも今ひとつでしたがキッドの一瞬の隙を突いて8分31秒、スクールボーイ(エビ固め)に丸め込みカウント3。王座獲得しています。

ファンの間ではこの後の1月28日、東京体育館での再戦、タイガーマスクの初防衛戦の方が評価が高いですが王座を奪取したこの日の試合も重要な歴史的意義のある闘いだったと言っていいでしょう。

今回も10月17日発売号に続き、発売日に起きたトピックスではありませんでした。年末年始合併号に付、次回の発売は19年1月9日となる訳で、実際昭和の時代でも正月3が日のトピックスは相当数あり、ネタには困らないはず、これは反則だと言いたいところですが、それも含めて当たらなければこちらの負け。18年も数多くのプロレスラーがこの世を去っていきましたが、日本でも人気の高かった爆弾小僧キッド追悼の意味を込めて本件を採り上げたと思われます。 

※対戦成績は66戦16勝50敗。2018年に限ると50戦11勝39敗。上期は7勝と1か月に1度以上は当てていることになりますが下期は4勝しか出来ず。連載も2巡目となると流さんも流石にネタ切れを起こしたか、1巡目は王道の鉄板回答が多いですが2巡目に入ってからは当てるのが難しくなりました。

引き続き今年も毎週勝つつもりで予想していきますので応援よろしくお願い致します。基本的には毎週月曜日夜更新し水曜日の週プロ発売日から遅くとも翌日には回答をtweetしています。長い間のご愛読ありがとうございました。

           (完)

次回から「ジャンボ鶴田怪物伝説」84年編を再開致します。お楽しみに!
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