理夢の部屋にて、とりあえず自分の身の上を話した上で、あの黒モヤが何なのかを話した。
悠也は・・・・俯いた。
悠也「なにでかは知らないけど・・・・俺・・・・もうすぐ・・・・死ぬのか・・・・」
そう呟いた悠也の顔を覗き見る。泣いては・・・・いない。
悠也「りっちゃんは俺の将来の夢は知ってるよね」
理夢「プロサッカー・・・・Jリーガーって・・・・」
悠也「うん。もっとサッカー・・・・してたかったな」
元気のない声。それはそうだ。自分がもうすぐ死ぬとわかればみな、生きる気力も元気もなくなる。病気ではないが、余命宣告されたようなものだし。
ここでただ腐って死ぬか・・・・それとも------------------
悠也「残念だけどしょうがないよな。でも俺はその死ぬ時まで、サッカーをやりたい」
そうだ。そういう悠也だからこそ、大好きになったのだ。だから守ってあげたいし、救ってあげたい。
理夢「ゆうちゃん聞いて。確かに近々死んじゃうってサインはあるけど・・・・だからといって必ず死ぬわけじゃないの」
悠也「どういう事だ?それが観えたら死ぬんじゃないのか?」
理夢「今まではね・・・・。でもおばあちゃんに言われたの。このカはただもうすぐ死んじゃう人が観えるだけじゃないって。死ぬ事が事前にわかって救ってあげられるカだって。それが出来るのは私なんだって。今までは人がもうすぐ死んじゃうのが観えるだけだって人との関わりをしてこなかったけど・・・・私・・・・ゆうちゃんを助けたい。それと・・・・私も変わりたい・・・・前向きな女の子になりたい」
悠也「じゃあ俺・・・・助かるかもしれない・・・・のか・・・・??」
すがるような表情で顔を上げた悠也に理夢は微笑んだ。そして真摯は顔で悠也に告げた。
理夢「私・・・・ゆうちゃんを死なせない。だって・・・・大事な話があるから・・・・」
そう言った理夢の真顔は・・・・もしかしたら幼馴染の悠也ですら初めて見る表情だった。驚きつつも・・・・そんな理夢を頼もしい。そう思えた。大事な話とは何かと尋ねられたが死期が去ったら話すとした。
悠也が帰ったあと。隣の家の窓・・・・2階の悠也の部屋の窓を見る。暗かったが今しがた電気が点いた。部屋に帰ったようだ。
大事な話・・・・それは------------------------
理夢「ゆうちゃんの死期が去ったら言うね・・・・私の気持ち・・・・」
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