全日本プロレス84年新春ジャイアント・シリーズ後半戦、1月18日は古川市総合体育館(テレビ収録、観衆2,400人発表)。
メインイベントでは鶴田とテリー・ゴディが初のシングル一騎討ち(ノンタイトル60分1本勝負)。鶴田がゴディを鮮やかなバックドロップで投げ、フォール勝ちかと思われた瞬間、リング下にいたゴディのパートナー、マイケル・ヘイズが乱入、2人がかりで鶴田を攻撃、13分48秒、鶴田の反則勝ちとなりました。
この時はノンタイトルでしたが、鶴田の保持するインターナショナル・ヘビー級王座への挑戦者としてはスティーブ・オルソノスキーよりもゴディの方が相応しいのはこの試合を見ても明らかであり、後に両者はインターナショナル・ヘビー級王座、三冠ヘビー級王座をめぐってライバル関係を築いていきます。
セミファイナルでは天龍とザ・グレート・カブキがタッグを結成、ヘイズ、オルソノスキー組と対戦、11分21秒、カブキが正拳突きからの体固めでオルソノスキーを降しています。
馬場はセミ前に出場、ジプシー・ジョーとシングルで対戦、僅か2分50秒、カウンターの16文キック1発からの片エビ固めで楽勝を飾りました。
1月20日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆2,700人満員発表)では馬場、鶴田組の保持するインターナショナル・タッグ王座にゴディ、ヘイズ組のザ・ファビュラス・フリーバーズが挑戦。
試合は鶴田とヘイズの攻防の中、コーナーから助太刀のゴディが下から鶴田の両足をガッチリ押さえました。ヘイズは助走をつけてのラリアット狙い。
しかし、そうはさせじと馬場が救援に入り、ヘイズにカウンターの逆水平チョップから16文キック、たまらず場外に逃れるヘイズ。
馬場はヘイズを場外に追いかけて行き、鉄柱に一撃。リング上では鶴田とゴディの争いとなっておりましたが、試合の権利のあるのはヘイズ。
レフェリーのジョー樋口が10カウントを数え、17分14秒、鶴田がヘイズにリングアウト勝ち。馬場、鶴田組が2度目のタイトル防衛に成功しています。
セミファイナルではカブキとオルソノスキーがシングルで対戦、10分28秒、正拳突きからの体固めでカブキの勝利。全日本プロレス初参戦のオルソノスキーは1月10日、室蘭市体育館で鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦、9分足らずで完敗を喫してからは精彩を欠いてしまいました。
この日、リスマルクとマッハ隼人が待望のルチャドール同士のタッグを結成、マジック・ドラゴン、ウルトラセブン組と対戦、4選手ともマスクマンでMドラゴン以外はルチャの動きが出来る選手で、後楽園ホール向けのカードと言っていいでしょう。
試合は13分8秒、リスマルクがウルトラセブンを回転エビ固めに決めています。
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