古舘アナ「さあ、ワカマツが、悪の茶摘み娘という異名を持ちました、このもんぺスタイル、絣(かすり)スタイルの、伝統的な、いわゆるトラディショナルなスタイルのコスチュームを脱ぎ捨てました。まだ頭には帽子を被っております。おーっと!目尻のあたりにメイクを施しております。
ハレーメイクとも言うべき、ここらあたりで若いギャルに流行りましたハレーメイクとも言うべき、目尻のあたりをキュッと切れ長に見せております。極端なハレーメイクでありましょうか?さあ、若松市政、アンドレ・ザ・ジャイアントと同色(赤)のショートタイツを身に着けております。
さあ、ワカマツ、何か、眉毛を剃り上げて、髪の毛を剃り上げて、そして目のメイクを見ますと、実に不気味であります。このワカマツも妖鬼じみて見えます。桜井さんっ」
桜井さん「はい」
古舘アナ「まあ、ワカマツの形相、メイクを施しているということもありましてですね、何か不気味な感じもありますし、また、あのリングコスチュームがですね、全くデザインが、あるいは色合いがアンドレと同じなだけに、何かこう、アンドレのふところにいるカンガルーの子供みたいにですね、何か、この、様々な感慨がありますね、これ」
桜井さん「そうですねぇ、まあ、これはねぇ、やはりジャイアントがですねぇ、1対2のハンディキャップマッチでも勝つというねぇ、力を持ってますからねぇ、これ、あのぉ〜、ワカマツはですねぇ、ジャイアントの陰になってですねぇ、本当に猪木と上田のねぇ、足を引っ張る参謀に徹するんじゃないですか?」
古舘アナ「なるほど!」
桜井さん「はい」
古舘アナ「さあ、先発は上田とアンドレのようであります」
ここでようやく試合開始のゴングが鳴らされました。
古舘アナ「時間無制限1本勝負、今ゴングが鳴り渡りました!満員の両国国技館、アンドレ・ザ・ジャイアントが(コーナーに控える猪木に対して)ちょっかいを出す、しかしながら、猪木は一瞬で身を翻す。さあ、リングの上は上田とアンドレ、上田も当然、正面からは組み合わないでありましょう。山本さんっ」
小鉄「はい」
古舘アナ「まあ、上田も本当に老練でですねぇ、一騎当千のツワモノな訳で、正面から組み合うことを避けてですね、ヒットアンドアウェイと言いますか、あるいは上田なりの老獪な作戦というか、その辺を考えていることと思うんですがね」
アンドレ、上田にヘッドバット2発をお見舞いしてワカマツにタッチ。
小鉄「そうですね」
古舘アナ「ええ!」
小鉄「それとですね、古舘さん、ちょっとですね、ジャイアントがですね、左足ですね、左足がちょっとおぼつかないですね」
古舘アナ「ははあー!」
小鉄「これ、あんまりね、体調よくありませんね」
古舘アナ「ははあー!」
ワカマツ、アンドレのアシストを得て上田のボディにキックの連発。
古舘アナ「さあ、キック攻撃であります、キック攻撃であります。若松市政、自らをショーグン・KYワカマツと呼べと、何か指示したと、そういう情報も飛び交っております。思えば、あの海外マット、カルガリー地区でショーグン・ワカマツとして、マネージャー役として暴れ回っておりました。悪名を轟かせましたこのワカマツであります」
アンドレが自軍コーナーでエプロンから上田の身体を押さえつけて、ワカマツがロープを使って上田の首を絞めていきました。
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