小鉄「木戸選手もですね、同じくそれによって響いた訳ですね」
越中、木戸の首を押さえてエルボーバット。首投げから逆エビ固めヘ。こらえる木戸。越中、完全にステップオーバー。木戸は腕立てで返して一回転、木戸が上になりカウント2。越中は木戸の足にストンピングを見舞っておいてからエルボーバット、ボディスラムからカバー、これは木戸がカウント1でクリアー。
越中はUWFのお株を奪うチキンウィング・アームロック、フォールの体勢に。木戸は足をサードロープにかけてエスケープ。越中、木戸を立たせるとその場でのヒップアタック、腰骨のあたりを叩き込んでいきます。木戸はロープに飛んでのエルボーアタック、さらにペンデュラム・バックブリーカーからカバー。越中はカウント2で返します。
木戸ヘッドロック、越中はロープに飛ばしてジャンピングしてのヒップアタック。すかさずバックに回って木戸をロープに押し付けての後方回転エビ固め。ジャパニーズ・レッグロールクラッチに移行しようとブリッジを試みますがこれは木戸がはねのけました。
古舘アナ「先程のジャンピングニーアタック坂口…おーっと、ローリングクラッチ、ローリングクラッチっ!これはどうだっ!返しました。木戸修が返しました。息が上がります。さあ、どうだっ!不倶戴天の敵、新日サイドに対して木戸が意地で返していきましたが、越中が一気呵成に攻め込んでいく。千載一遇のチャンス、いくぞ、さあ、勝機を見出すか!?」
越中がトップロープから放ったダイビング・ボディプレスは木戸にかわされ自爆。
古舘アナ「ジャンピング・ボディプレス、これは不発、6メートルの飛行距離、ハイアングルのダイブでありました。さあ、トップロープから、ハイアングルの飛行を見せましたが、このテイクオフは自爆!」
木戸、越中をロープに振って鮮やかな背面飛びのドロップキック。越中場外へ転落。
古舘アナ「ドロップキック!木戸が逆にテイクオフ、キャンバスに平行に、得意の平行ドロップキックであります。さあ、どうだっ、足を引っ張る。さあ、心中か!?さあ、地獄の道行きか、心中に出るかっ!最後の手段に出るか。あまりフェアではないが、最後の手段に出るか」
越中は木戸を場外フェンスに叩きつけようとしましたが木戸に身体を入れ換えられて自分がフェンスに激突。追ってきた木戸の腕を抱えてそのまま場外フェンス越しに木戸を投げてしまいました。ここで試合終了のゴング。
古舘アナ「おーっと、木戸修を外に放り投げた!外に放り投げた!山本さんっ」
小鉄「反則ですねぇ」
古舘アナ「これはフェンスアウトを取られますねぇ」
小鉄「多分取られますね」
古舘アナ「木戸を誘い込んだのがあからさまでしたねぇ、今ねぇテレビカメラでも…」
小鉄「はい」
古舘アナ「そうしますと木戸が居残りますか」
小鉄「そういうことになりますね」
古舘アナ「やはり、地獄の道行きを最後は敢行していきました越中詩郎であります。心中に出ましたが、これが仇(アダ)になったぁ!」
【新日本中堅】●越中詩郎(8分13秒、反則勝ち)【UWF中堅】○木戸修
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