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2018年08月11日13:57

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(434)

全日本プロレス86年「サマー・アクション・シリーズ」は7月4日、大宮市民体育館(現さいたま市大宮体育館、テレビ収録、観衆3,400人満員発表)で開幕。

AWA世界ヘビー級、PWF世界タッグ王者のスタン・ハンセン、PWF世界タッグ王者のテッド・デビアス、ザ・デストロイヤー、ピート・ロバーツがシリーズ全戦参加。

ブラッド・アームストロングとヒールサイドとして参戦のザ・グレート・カブキがシリーズ後半から特別参加。

AWA世界ヘビー級王者ハンセンは、来日前の6月29日、コロラド州デンバーで行われる予定だったニック・ボックウィンクルとの防衛戦を足の負傷を理由にキャンセル。当日行われたバーン・ガニアとの話し合いがモノ別れに終わり、ガニアはハンセンの王座を剥奪。

ガニアは全日本プロレスに対し、「ハンセンはAWA圏内で決められた防衛戦を履行しなかったので、ハンセンの王座を剥奪した。よってハンセンはチャンピオンではない」とのテレックスを打って来ました。

ハンセンはAWA世界ヘビー級のベルトを持って来日、ハンセンはガニアによる王座剥奪は否定し「この通りベルトはここにある。俺がチャンピオンだ」とアピール。

このシリーズ、ハンセンは7月26日、金沢・石川県産業展示館で天龍と防衛戦を行い、防衛に成功すればシリーズ最終戦の7月31日、両国国技館で鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座とのダブルタイトルマッチを行うことが既に発表済であり、全日本プロレスはハンセンの言い分を支持しタイトル戦を強行することにしました。

開幕戦のメインイベントは鶴田、石川敬士組とハンセン、デビアス組が対戦、9分13秒、ハンセンが石川をウェスタン・ラリアットからの体固めで降しています。

セミファイナルは長州、谷津嘉章組がスーパー・ストロング・マシン、高野俊二組と対戦、僅か3分24秒で長州がリキラリアットからの体固めで高野俊を撃破。

セミ前では天龍と阿修羅・原がシングルで激突、4月のUNヘビー級王座決定リーグ戦以来のシングルマッチとなりました。勢いから言って天龍が勝つかと思われましたが原に粘られ9分38秒、両者リングアウトの引き分けに持ち込まれました。

ハンセンの口利きにより全日本初参戦となるロバーツはデストロイヤーとのタッグでアニマル浜口、寺西勇組と対戦、11分42秒、寺西を回転エビ固めで破っています。

翌7月5日の後楽園ホール(観衆2,300人超満員発表)では前日の新日本プロレスの大会に続いて元大相撲幕下力士、カナダ出身の琴天山ことジョン・テンタが姿を現し2日連続リングサイドで試合を観戦。

メインイベントは馬場、天龍組vsハンセン、デビアス組で9分58秒、日本組の反則勝ち。

セミファイナルは先シリーズ、ジャパン勢を裏切ったキラー・カーンがマシンとタッグを結成、長州、浜口組と対戦しましたが、暴走したカーンが反則負けを喫しました。

鶴田はタイガーマスクと組んで谷津、寺西組との対戦、11分3秒、鶴田が軽量の寺西を豪快なバックドロップからの体固めで撃破。

小林邦昭vsPロバーツの新日本プロレス時代から何度も対戦しているカードは8分7秒に両者リングアウトの引き分けとなっています。

7月10日、秋田・横手市平鹿広域体育館(テレビ収録、観戦2,150人発表)ではメインイベントで長州、谷津、浜口組vsハンセン、デビアス、Pロバーツ組が激突時代12分2秒、両チームリングアウト。

セミファイナルの鶴田、天龍組とKカーン、マシン組の一戦は、完全にヒールと化したKカーンが絞首刑用のロープを持ち出して天龍の首を絞め、13分31秒、反則負けとなっています。

石川、マイティ井上組のアジア・タッグ王座には国際血盟軍の原、鶴見五郎組が挑戦。14分52秒、M井上が鶴見をサマーソルトドロップ2連発からの体固めで破り2度目の防衛に成功しています。
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