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2018年06月18日07:48

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(380)

選手、フロント大量離脱から2年目、苦難の年であった85年の新日本プロレスは11月15日、後楽園ホールで年内最終シリーズ「IWGPタッグ・リーグ戦」が開幕。

WWFとの業務提携が解消になったことで、「MSG」の名称が使えなくなり、80年から5回に亘り開催されて来たMSGタッグ・リーグ戦は名称変更を余儀なくされています。

猪木、坂口組、藤波、木村健吾組、ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカ組、ディック・マードック、マスクド・スーパースター組、ハックソー・ヒギンズ、ザ・バーバリアン(ビッグ・ジョン・ノード、ザ・バーザーカー)組、カネック、ドスカラス組、パット&マイクのケリー・ツインズ、ケンドー・ナガサキ、ミスター・ポーゴ組の8チームが参加。  

当初はアンドレ・ザ・ジャイアントがMスーパースターと、アドリアン・アドニスがマードックと組んで参加することが発表されていましたが、WWFと契約していたアンドレとアドニスはビンス・マクマホンの妨害に遭って来日がキャンセルされています。

ミル・マスカラスの実弟で全日本プロレスの常連であったドスカラスは83年11月の世界最強タッグ決定リーグ戦にマスカラスと組んで出場して以来、来日が途絶えていましたが、メキシコで主戦場にしていたUWAのルートから新日本へ初登場。ルードでメキシコでは敵対関係にあったカネックと組んでの参加。

ヒギンズと組むバーバリアンは先シリーズに来たコンガではなく後に全日本プロレスへBJノード、WWFでバーザーカーを名乗ることになる初来日の大型ラフファイターでした。

また、先シリーズから新日本プロレスにランボー・サクラダとして参戦した桜田一男は、アメリカでやっていたヒールギミックのナガサキで出場、パートナーには元新日本プロレスで在米フリーのポーゴ(関川哲夫)がなりました。

ポーゴはフリーになって以後、76年9月、国際プロレスにミスター・セキとして2シリーズ参加しましたがアメリカに戻り、約9年ぶりの日本マット登場となりました。

開幕戦(テレビ生中継、観衆2,250人満員発表)の公式戦ではメインイベントで猪木、坂口組の黄金コンビがマードック、Mスーパースター組と対戦し10分20秒、両チームリングアウトの引き分けで共に2点。

81年の全日本プロレス、世界最強タッグ決定リーグ戦に優勝し、史上初の全日本、新日本両団体のタッグ・リーグ戦優勝を狙うブロディ、スヌーカ組は藤波、木村健組と対戦、12分3秒、ブロディが木村健を場外フェンス越しに投げてしまい反則による手痛い0点スタート。藤波、木村健組が貴重な勝ち点4を挙げました。

11月22日、郡山市総合体育館(テレビ生中継、観衆2,720人発表)のメインは猪木、坂口組vsヒギンズ、バーバリアン組。猪木が10分8秒、バーバリアンを延髄斬りからの体固めで押さえ5点獲得の7点。ヒギンズ、バーバリアン組は2点。

セミファイナルはブロディとマードックのスペシャルシングルマッチ。喧嘩ファイトの強さでは定評があるマードックがブロディ相手に一歩も引かないファイトを見せ、15分20秒、ノーコンテストとなりました。

11月29日、北九州市総合体育館(テレビ生中継、観衆4,850人発表)では猪木、坂口組とブロディ、スヌーカ組が激突。

この試合、猪木がブロディを、坂口がスヌーカを同時にバックドロップで投げる名場面があるのですが、腰が悪い坂口のバックドロップは「溜め」がなく、スヌーカがかなり危険な角度で落とされていました。

試合は8分29秒、ブロディがキングコング・ニードロップからの体固めで坂口を破り、ブロディ、スヌーカ組は失点4の15点で首位に。猪木、坂口組は失点7となり12点。

セミファイナルの公式戦は藤波、木村健vsマードック、Mスーパースターで藤波とマードック固め18分31秒、両者リングアウト。藤波、木村健組は失点3の11点、マードック、Mスーパースター組は失点6となり14点。

優勝争いは猪木、坂口組、藤波、木村健組、ブロディ、スヌーカ組、マードック、Mスーパースター組の4チームに絞られて来ました。



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