85年10月18日放送のワールドプロレスリングは視聴率が13.3%、翌19日放送の日本テレビ「全日本プロレス中継」ゴールデンタイム復帰第1回放送(土曜日午後7時から60分枠)は新日本と同じく後楽園ホールからの生中継でした。
ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンクのザ・ファンクスvsアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズ、鶴田vsNWA世界ヘビー級王者リック・フレアー、長州vsAWA世界ヘビー級王者リック・マーテル、天龍、タイガーマスク組vsミル・マスカラス、チャボ・ゲレロ組という、超豪華ラインナップでしたが、観客は3,400人新日本を上回りましたが、視聴率は11.6%と新日本、テレビ朝日が僅差の勝利でした。
ワールドプロレスリングも83年前半のブーム期からすると10%前後視聴率は落ちていました。
シリーズ最終戦は10月31日、東京体育館大会、メインイベントは猪木vsブルーザー・ブロディの開幕戦の札幌大会の再戦でしたが、4月18日、両国国技館での初戦以来、半年間に6回もの(ハワイでの試合を含む)シングルマッチをやっていては、他に目玉となるカードがないとは言え、早くもマンネリ化に陥った感じでした。
観衆は7,230人発表と1万人を大きく割り込み、動員には苦戦。
4月18日の両国国技館の初戦の時とは逆に、今度はブロディがなかなか入場して来ず、ようやく入ってきたブロディはこのシリーズ途中から負傷欠場していて放送席にいた藤波に奇襲攻撃をかけて猪木を挑発。
試合は27分4秒、猪木の反則勝ちに終わり、スコアの上では猪木がブロディから初白星を挙げて6戦1反則勝2反則敗3両リンとなりました。
WWFジュニア・ヘビー級王者、ザ・コブラは8月1日、両国国技館でのNWA世界ジュニア・ヘビー級王座防衛戦に続き、WWFジュニアでもドン荒川の挑戦を受けてタイトル戦を行い、13分29秒、首固めで3度目の王座防衛を果たしました。
新日本プロレスは前84年、年間50万ドルと言われたWWFとの業務提携料を支払ったことは何回か書きましたが、1年経って更新の時期が到来、ビンス・マクマホンは業務提携料の他にハルク・ホーガン、アンドレ・ザ・ジャイアントについても、別途個人契約を締結し、契約料を払うように要求して来ました。
新日本プロレスは74年から11年間継続されたWWFとの業務提携解消を決意。
この日、WWFインターナショナル・ヘビー級王座(王座空位)、WWFインターナショナル・タッグ王座(王者藤波、木村健吾組)、WWFジュニア・ヘビー級王座(王者コブラ)の3タイトルをWWFに対し返還しています。
また、デビュー2年目でその将来のスター性を買われ、先シリーズからテレビマッチや外国人選手との対戦が増加した武藤敬司が「海外修行査定試合」を行い、カール・スタイナーと対戦、11分22秒、ラウンディング・ボディプレスからの片エビ固めで勝利。海外修行への切符を手にしました。
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