超獣ブルーザー・ブロディ、初の新日本プロレスシリーズ全戦参加となる「バーニングスピリット・イン・サマー」は85年6月28日、品川プリンスホテル・アイスアリーナで開幕しました。
シリーズ名の由来はブロディが3月21日、後楽園ホールで新日本プロレスのリングに登場した時、猪木とリング上で対峙し「猪木の『眼』にバーニングスピリットを感じた」とコメントしたことに起因したもので、新日本プロレスはこれまで74年からファンに親しまれてきたサマー・ファイト・シリーズの名称をブロディ1人の為に変更しています。(73年はサマー・ビッグ・ファイト・シリーズ、76年はアジア・リーグ戦、77年はアジア・チャンピオン・シリーズ)
開幕戦の品川はテレビ生中継は観衆3120人発表と満員マークは付かず、同日、後楽園ホールでは全日本プロレスが「熱風!サマー・アクション・ウォーズ」の開幕戦を後楽園ホールで行っており、馴染み深い後楽園に観客が流れたように思います。
ブロディ以外ではキングコング・バンディ、バッドニュース・アレン、マット・ボーン、ジェリー・モロー、ブラック・タイガーらの外国人が参加、シリーズ終盤にはジミー・スヌーカが特別参加。
開幕戦のメインイベントは猪木、藤波組vsブロディ、アレン組で8分10秒、両チームリングアウトの引き分け。
セミファイナルではヒロ斉藤の持つWWFジュニア・ヘビー級王座に前王者ザ・コブラが挑戦。16分22秒、H斉藤がジャーマン・スープレックスホールドでコブラを返り討ちにし、2度目の防衛に成功。
先のIWGP&WWFチャンピオン・シリーズでは「お休み」だったストロング・マシン軍団が復活。裏切り者のスーパー・ストロング・マシンとの抗争が始まりました。
この日はSSマシンとSマシン(2号か3号かは発表なし)が対戦。試合中にもう1人のマシンが乱入してSSマシンの反則勝ちとなっています。
7月5日、山梨・富士急ハイランド大ホール(観衆2190人)のテレビ生中継では猪木、木村健吾組が翌週に藤波、木村健組のWWFインターナショナル・タッグ王座に挑むバンディ、アレン組と対戦し14分47秒、反則勝ち。
セミファイナルでは坂口とブロディがシングル初対戦、5分8秒、ブロディがリングアウト勝ちで新日本プロレスナンバー2の坂口を撃破しました。
SSマシンはSマシン(またも2号か3号かの発表なし)と対戦し、今度は11分21秒、体固めでフォール勝ち。
7月12日、後楽園ホール(テレビ生中継、観衆2100人満員発表)、ブロディは試合では新日後楽園初登場。
メインは猪木、坂口組の黄金コンビがブロディ、ボーン組と対戦、7分29秒、猪木がボーンを延髄斬りからの体固めで撃破。
藤波、木村健組にバンディ、アレン組が挑戦したWWFインターナショナル・タッグ選手権試合はセミファイナルに組まれ、10分49秒、藤波がアレンをバックドロップからの体固めで破り2度目の防衛を果たしています。
SSマシンはSマシン3号を先シリーズから使い始めた魔神風車固めで破りましたが、毎週のようにテレビマッチで組まれるSSマシンとマシン軍団との抗争に関してファンの関心が低かったのは事実でSSマシン自身もマッチメークについては不満であったように感じました。
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