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2018年05月08日07:56

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飛龍革命〜あれから30年〜(17)

88年7月25日、青森市民体育館大会(テレビ収録、観衆2690人超満員発表)で猪木は木村健吾とIWGPヘビー級挑戦者決定リーグ戦の2戦目を行いました。

この頃の木村健は34歳。肉体的にもピークで、猪木とよく身体つきが似ており、遠くからのカメラアングルでは注意して見ないとどちらかわからないことがありました。

試合は木村健が猪木を肩口に抱え上げると猪木は木村健の肩口でスリーパーホールド。この試合から「魔性のスリーパー」が印象づけられたと思います。

猪木はトップロープに登ってのフライング・ニードロップから12分52秒、卍固めで木村健をギブアップさせてリーグ戦1勝をあげました。

7月22日の札幌でマサ齋藤に不覚のリングアウト負けを喫したビッグバン・ベイダーはこの日長州と公式戦で対戦。

9分8秒、長州をリングアウトで破り4点を獲得し木村健に勝った5点を加えて9点。木村健、猪木にフォール勝ちで10点とフルマークだった長州は初黒星となりました。

挑戦者を迎え撃つIWGPヘビー級王者藤波はこの日、越中詩郎とのタッグでブラッド・アームストロング、トレイシー・スマザース組と対戦。スマザースをドラゴン・バックブリーカーでフォール。好調ぶりを見せつけています。

7月27日、秋田県立体育館で猪木はM齋藤と公式戦で対戦。前年10月4日、巌流島における対戦以来の一騎討ちとなりました。

試合は9分3秒、猪木が逆さ押さえ込みでM齋藤から辛くもフォール勝ちを奪って10点と長州と並びました。M齋藤は木村健に勝ち、ベイダーにリングアウト勝ちの9点止まりで一歩後退。

リーグ戦最終日である7月29日、有明コロシアムを前に全敗の木村健以外はいずれも藤波への挑戦権利が残されていました。

有明コロシアム大会(テレビ収録)は試合前から小雨が降っていましたが、大会は開催されました。この日は金曜日。月末近い平日で交通アクセスの悪い有明コロシアムは私は仕事で観に行くことが出来ませんでしたが、夏休みということもあり、子供のファンが早くから整列しており10500人(満員)発表の観客を動員。

セミファイナルは公式戦で長州とM齋藤の師弟対決が実現。革命軍、維新軍、ジャパンプロレスとパートナーとして行動を共にしてきた両者は84年IWGP以来4年ぶりのシングルマッチとなりましたが、10分17秒、長州のリングアウト勝ち。

長州は14点となり挑戦権の可能性を残してメインイベントの猪木vsベイダーの結果待ち。

メインの猪木とベイダーの公式戦、ベイダーのラフ&パワーに手を焼いた猪木は場外でコーナーマットを絞める金具を持ちベイダーを襲撃。

ベイダーの右腕を金具でメッタ刺しにするキラーぶりを発揮しベイダーは上腕から流血、

86年6月17日、愛知県体育館でのIWGP王座決定リーグ戦でアンドレ・ザ・ジャイアントからギブアップを奪った馬乗りになっての逆腕固め。「巨人殺しはこの技」という訳で16分45秒、ベイダーを破り15点を獲得。最多得点となり藤波への挑戦権を手にしました。


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