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2018年03月09日08:08

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(303)

猪木vsミスターXのWWWF格闘技世界ヘビー級選手権試合は翌日の79年2月7日、ワールドプロレスリングのレギュラー枠とは別にテレビ朝日の水曜スペシャルにて90分枠で録画中継されました。

この頃、猪木とモハメド・アリ戦の実現に向けて尽力したイベンター、康芳夫が猪木とウガンダのアミン大統領との対戦実現に向けて画策していましたが、ウガンダの政変に伴いアミン大統領が国外追放となった為に実現せずに終わっていますが、もし実現していたらその後の猪木のレスラー人生や議員人生にも大きな影響を与えていたかと思われます。

アメリカ遠征中の藤波は、1月22日、ニューヨークMSGで全日本プロレスに来日経験のあるジョニー・ロッズとWWWFジュニア・ヘビー級王座防衛戦を行うと発表されていましたが、何故か実現せず。

WWWFヘビー級王者のボブ・バックランドは前78年11月にはリングアウト負け、12月には両者リングアウトと負け越しているピーター・メイビアとケージ(金網)マッチで決着戦を行い、エスケープルールによる場外脱出で勝利を飾りました。

その後藤波はロサンゼルスへ転戦し、2月9日にはオリンピック・オーデトリアムに出場。藤波は日本での宿敵チャボ・ゲレロとタッグを組み、ツイン・デビルス1&2号から奪取していたアメリカス・タッグ王座防衛戦を前王者チームのツイン・デビルスと行っています。

ツイン・デビルスはメキシコ人の双子のタッグチームであり、体格的には軽量、この時点では未来日。

1本目は1号がツープラトンのフライング・ボディプレスからチャボを体固め。

2本目は藤波がサイド・スープレックスから1号を体固め。

決勝の3本目は上田馬之助が乱入。場外で藤波とやり合っている間にレフェリーのレッドシューズ・ドゥーガンが両チームリングアウトを宣告。1-1の引き分けで藤波、チャボ組が初防衛に成功。

藤波がロサンゼルスを離れるところからタイトル返上となった、と日本では報じられていますが、ノーコンテストで王座が空位にされた可能性もあります。

この試合は2月16日のワールドプロレスリングで中継されましたが、藤波とチャボのタッグチームも魅力的でした。

ツイン・デビルスはこの時期新日本プロレスには呼ばれず、2年後の81年2月、全日本プロレスのエキサイト・シリーズに初来日。

シリーズ最終戦の3月3日、千葉公園体育館でグレート小鹿、大熊元司組のアジア・タッグ王座に挑戦して2-1で敗れています。

同じシリーズにドスカラスは来ていましたが日本人に軽量級の人材が少なかった当時の全日本ではあまり能力を発揮出来なかったように感じました。

藤波は2月19日、MSGの定期戦に出場、トニー・ルッソーを5分58秒、体固めで破りWWWFジュニア・ヘビー級王座15回目の防衛に成功。

2月23日、千葉公園体育館で開幕するビッグ・ファイト・シリーズ参加の為帰国しています。
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