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2018年03月08日07:57

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(302)

ミスターXを腕ひしぎ逆十字固めで難なく破った猪木に古舘伊知郎アナがリングに上がっての勝利者インタビューです。

古舘アナ「猪木さん、完璧な勝利ですね」

猪木「いやぁ〜、ビックリしたですね。意外な力を持ってましてですね。最初1ラウンド、面食らったです」

古舘アナ「そうですか」

猪木「それで、とにかく早いうち勝負だと思ったんですけどね。何があるかわからないからね、飛び込んでいけいないし、ただ1つだけね、まあ、スタミナがね、そんなにないような気がしたんで。まあ、引っ張ればいけると思ったんですけどね、パッと組んだら、こっちが(何も)しないのに吹っ飛ばされましたからね」

古舘アナ「投げを打ってからのグラウンドテクニックに持っていく辺りはレスリングのテクニックでした。プロレス本来の強さが出たような気がするんですけどね」

猪木「まあ、あの〜、奴は空手着を着てましたしね、あれが裸だったらもうちょっと違ってたですね。まあ、あの〜、空手着もありましたんで、そこで(関節が決まるのを)止めてたんですね。『参った』しないでしょう。またパキスタンの二の舞で腕を折るか折らないか、迷ったんですけどね」

古舘アナ「さあ、これで格闘技戦も10勝目、世界の強豪が次々と挑戦に名乗りをあげていますね」

猪木「そうですね、勝てば勝つほど、挑戦者がどんどん現れて来ますが、これは逃げている訳にいかないですから続く限り、闘います」

何と猪木は、無抵抗状態のXに対して、これ以上ギブアップしなければ、腕を折ってしまおうと考えていたというから驚きです。

パク・ソンナン、アクラム・ペールワン、グレート・アントニオに続いて大阪の惨劇が起きるところだったかも知れないです。

ミスターXですが、当初ミスターXとして猪木と対戦するのはマーシャルアーツのジョー・ヘス、あるいはポコ・ガブリエルと言われています。

しかし、当初Xになる予定だった選手が練習中に負傷したとのことで来日をキャンセル。

新間寿マネージャーがロサンゼルスに飛び急遽代役を探して来たとの話で空手というか、格闘技に関しては素人でした。

後の81年7月、全日本プロレスのサマー・アクション・シリーズにキラー・トーア・カマタのパートナーとして初来日したグレート・マーシャルボーグがXの正体ではないかと噂され、同一人物説をあげる文献もありましたが、マーシャルボーグはポリネシアン、Xは黒人であり、肌の色が違いました。

よく似てはいますが別人かと思います。

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