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2018年02月21日08:03

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(287)

再浮上のきっかけとなる79年の新日本プロレスは1月5日、大田区体育館での新春黄金シリーズ開幕戦からスタート。

ボブ・ループ、ジョニー・パワーズ、クルト・フォン・ヘス、トニー・ロコ、カルロス・ホセ・エストラーダ、ヘクター・ゲレロ、トニー・セントクレアーの外国人選手が参加。またループのマネージャーとしてグレート(ラリー)・マレンコが来日しています。

このシリーズは藤波が序盤だけ出場して1か月ちょっとに亘りアメリカ遠征を行う為途中欠場となりました。

開幕戦の大田大会はテレビ生中継でしたがある異変に気がつきました。NETによる日本プロレス放送開始以来、ワールドプロレスリングのメインスポンサーであった小松製作所がスポンサーを降板。

番組オープニングでは文化シャッターが代わって筆頭スポンサーになり、リング下の横断幕も10(アナログ時代のチャンネル)のロゴにワールドプロレスリングが入っているものに変わりました。

開幕戦のメインは猪木、ストロング小林組vsループ、ヘス組。新日本プロレス初参戦となるループは68年メキシコ五輪アマレス米国代表の強豪で、70年9月に日本プロレスに初来日。

2度目の来日は74年7月の全日本プロレスで、開幕戦のタッグマッチで馬場からショルダーバスターでフォール勝ちしています。

ループはフロリダのヒロ・マツダからのブッキングで新日本に登場。エース格としての扱いでした。

ヘスは新日本Uターン参戦で、74年にカール・フォン・ショッツとのナチの戦犯コンビとして北米タッグ王座のベルトを持って来日。

その後77年2月と78年4月には国際プロレスに来日し出戻り参戦となりました。

ポッチャリしたイメージだったループは減量に成功してグッドシェイプな肉体となり、日焼けマシンで身体を焼いて見るからに精悍な感じになり、コスチュームは星条旗をあしらったアマレス風のツーショルダータイツ。

1本目は13分19秒にループがS小林をショルダーバスターから体固め。2本目は5分58秒に両チームリングアウトとなり、2-1でループ、ヘス組が勝利を飾っています。

藤波はセミファイナルでトニー・ロコと対戦し10分9秒、ジャパニーズ・レッグロールクラッチでフォール勝ち。

前78年10月の初来日の時と同様に「フォールカウントが早い」と試合後もしつこいアピールを繰り返しています。

ロコもこれがなければ試合運びも小気味良く激情型のいい選手で、新日本でも藤波のライバルとして売り出してもらえる可能性があっただけに惜しかったな、と思います。

77年3月以来の来日となるパワーズは北米ヘビー級王者として坂口の挑戦を受ける為に来日。この日坂口とノンタイトルで前哨戦を行いリングアウト勝ちしています。
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