翌日。東日本選抜ライブ会場へとやってきた。
何の因果か・・・・STAR-MINEは仕事で応援には来られない。皆、頑張るように元気づけるような言葉を輝莉達にかけて仕事へと向かった。皆不安そうに。
その不安が輝莉達にも伝染したのか・・・・会場に入らずに表で立ち尽くしていた。
会場は埼玉のライブ会場。各地方選で勝ち抜いた東北、関東、北海道の代表総9組で本日競われる。
勝ち抜けは今まで同様に上位3組。3組が勝ち上がり、3組がここで涙を呑む--------------
引っ提げてきた楽曲。結局そのまま練習を続けて原曲キーのままで勝負する事にしている。本当に大丈夫かと昨日話し合われたがいまさらだった。もう勝負するしかない。
なので燿ももう何も言わない。ただ再善を尽くすのみ。
燿「もうここまで来たらやるしかない。じゃあ---------」
「控室に行こうか」と言葉を続けようとした燿だったが、聞こえてきた言葉に口が止まる。
「ねぇ、あの人だって。部員に水着で出ろって命令したの」
「わぁ・・・・サイテー・・・・」
燿は押し黙った。悲痛な表情で。あれは半分は響介が言いだした事だが最終指示は確かに燿だ。言い返す言葉もないのだろう。
だが・・・・悲痛な顔をしたのはほんの数秒。すぐに笑顔で控室にいこうと言って歩きだした。
星名「指示はされたけど、最終的にやるって決めたのは私達なんだから言い返してやればいいのに」
乃愛「そうもいかないのでしょうプロデュースする側からすれば」
輝莉「燿さん・・・・」
響介「半分はオレっちが言いだした事なんだしな」
鳴鈴「それが責任者なのよ。さ、私達は撮影の場所取りにいきましょ」
響介「ジークジオン」
鳴鈴「3人共、頑張ってね」
響介と鳴鈴もまた、撮影準備の為に機材を抱えて会場の中に向かっていったそれを見送った輝莉は覚悟を決めた。いや、もう決まっているが。
輝莉「燿さんの為にも、私達自身の為にもここを勝ち抜こう。原曲キーのまんまだけど、大丈夫!!いままでみっちり練習してきたんだから!!」
星名「そうだね。がんばろっ!!」
乃愛「全力を出し切りましょう。勝っても負けても悔いがないように」
3人もまた歩きだし、控室に向かっていった。さぁ・・・・開会の時だ------------------
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