78年11月26日、西ドイツ・シュツットガルト・ギルスベルクホール、欧州世界選手権シリーズ決勝戦、ローラン・ボックvs猪木、試合は終盤に突入。
第8R、ボックは投げを打ってからのアームロック、倒れた猪木の喉に膝を置いて動きを封じていきます。
さらに体勢を起こしてからの巻き投げから再びアームロック。ボック、立ち上がろうとする猪木の後ろ髪を掴んで倒しにいきますがこれはレフェリーから反則のイエローカード(警告)。
ボックはアームドラッグ、猪木はヘッドシザースで切り返して腕ひしぎ逆十字固めに移行。ボックが嫌がるとヘッドシザース、ボックもヘッドシザースで返していきます。一進一退の攻防になりましたがここでロープブレイク。
猪木は離れ際に強引にスリーパーホールドを仕掛けにいきましたがこれはイエローカード。1ラウンド中に3回警告があるとレッドカードで反則負け、失格となります。
両者スタンドの体勢から猪木が張り手、怒ったボックは丸太のような太い腕での強烈なエルボースマッシュ3連発、これは効いた。猪木はもんどりうってダウン。
ボックは立ち上がった猪木の首を巻いて持ち上げて強烈なボディスラム。硬いキャンバスに猪木は叩きつけられてしまいました。ボックのボディスラムは首をしっかり固定して荒っぽく投げ捨てる危険なものです。
ボックは猪木をコーナーに飛ばしてから足を取って倒し、逆エビ固め。これはガッチリと入りましたが猪木はロープエスケープ。
両者再びリング中央に。なかなか組み合わず。ボックは張り手、猪木はタックルの要領でボックの身体の下から潜り込んでグラウンドに引き込もうとしますがボックも警戒して猪木を中に入れようとせず。もつれて両者ダウン。上になったボックがフォールに入るも猪木カウント1でクリア。第8R終了。
第9R、ボックは猪木の腕をたぐり寄せてリストを取りに。組み付いて左腕を固めにいきますが猪木はこれを嫌って付き合わず。
猪木はボックの足を取りにいきましたがボックは猪木のバックに回り込んで取らせず反転させて倒しフォールへ。カウントは1。
猪木ドロップキック、ボックは張り手。両者もつれてロープへ。ロープを背にした猪木がボックの顔面にヘッドバット、これはヒット。
一瞬隙が出来たボックを猪木はロープを利して場外に投げていきます。猪木も同体で場外へ。
ボックは先ほどの猪木のヘッドバットの奇襲で目尻を切って出血。出血してエキサイトしたボックは場外でエルボースマッシュ、ヘッドロック。
レフェリーにリングに上がるよう促された両者はリング内へ。ボックはヘッドバットのお返し。猪木を倒してからチョーク攻撃。試合は一転してラフファイトに。
ボックは張り手、猪木もヘッドバット。切れたボックの目尻に手刀(チョップ)3連発。これにキレたかボックはパイルドライバー。危険な角度で猪木を落としました。
さらに首投げの体勢から猪木の首をトップロープとセカンドロープの間に挟んで絞め上げる反則攻撃。これはレフェリーが反則を取って第9Rが終了しました。
試合は再びボックのペースとなっています。
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