リハーサルがおわり、本番。
最前列で応援できる我等アイドル部。その歌や演奏に終始圧倒されっ放し。
きっと・・・・良い楽器とか使っているのだろうなぁと思いつつも、実は自分の学校にあるヤツと大差ない代物だったらと思うと怖い。
歌もそうだ。同じ人間でもどうして自分達とフリステスの生徒では発声も高低差も振り付けも、何もかもが完璧のように見える。
そう、何もかもが完璧だった。衣装も含めて。一般人の星名が制作したのとではだいぶ違う気がする。使ってる生地自体も違うのかもしれないが・・・・仕立てている生徒のカだろう。
これで勉強しろとアイリーンは言ったが・・・・正直、輝莉達3ひとは参考にもならなかった。凄すぎて。何がどう凄いのか説明できないが、とにかくスゴイ。
よくフリステスに通う歌唱科の生徒は’天使’と比喩されることが多い。それもまた的を射ていると思う。自分達とは何もかもが違う。
歌も振り付けも衣装も。
とりあえず勉強というか分かった事は・・・・参考にはなりそうだがどうやってその声・・・・高い声を出しているのかわからない。
もしかしなくもだが・・・・今までやってきた発声練習をしているだけだったとしたら------------
きっと他にもやっていると思おう。怖いし。
開いた口がふさがらないという言葉がある。
VRANO=METRIAの番がまさにそれだった。歌唱科の生徒の歌も素晴らしいとは思ったが、律音達の歌はその上をいっている気がした。
3人の番だけ、楽器科フルオーケストラだし。圧巻の2文字だった。3曲歌って袖に引き上げたが、拍手はずっと収まらず。
VRANO=METRIAで最後だったのでこれにてコンサートは終わりだが、すぐに控室にはいかず、その場にいた。
フリステスの歌唱科が天使と揶揄されるなら・・・・女神。
流奈「本当に、遠い人になっちゃったんだなぁ・・・・」
翼「そうだね。去年一緒に大会で優勝を目指したとは思えないよ」
奏鳴「できればその時に一緒にもっと歌いたかったです」
ののか「練習で一緒にやってた時あんな声だしてた!?手抜いてたって事!?」
美久「ウオーミングアップ的なところだね」
提供してくれた曲の発声練習に付き合ってくれたが-------
喉を傷めつつ頑張ったあの発声練習が・・・・律音達にとってウオーミングアップでしかない。
輝莉「もっと、頑張らなきゃダメなんだね」
アイリーン「頑張るのはよろしいですが、予選当日になって声が出なくなりましたにならないでくださいまし」
星名「あ、はい」
乃愛「そうですね。私達は程々にしておきませんと・・・・」
燿「とりあえず控室に行こうか」
---------------------------------------SCENE9へ---------------------------------
ログインしてコメントを確認・投稿する