全日本プロレスと国際プロレスの全軍対抗戦第3戦は77年11月27日、岩手・宮古ボウル大会、ここで国際のエース、ラッシャー木村と全日本の若大将、鶴田の一騎討ちが実現。(60分1本勝負)
これまで対戦成績は2戦2分。団体のエースとして意地でも負けられないR木村が21分18秒、ドリルアホール・パイルドライバーから鶴田を片エビ固めに決めて鶴田から初の1本勝ちを奪って面目躍如。
第4戦は唯一の東京開催となった11月29日、大田区体育館大会。鶴田はマイティ井上とのシングルマッチ。過去2年前の75年12月10日、岐阜市民センターでのオープン選手権で30分時間切れ引き分け。
2日前にR木村にフォール負けを喫している鶴田は意地でも引き分けは許したくないところ。18分37秒、回転エビ固めでM井上から初勝利を奪いました。
馬場はロッキー羽田と組んでR木村、グレート草津組と対戦、13分52秒、R木村が羽田をブレーンバスターから体固めで国際軍の勝利。
なお、この日の昼間、高田馬場BIG-BOXでラグビー元日本代表、原進(当時32歳)の国際プロレス入団記者会見が行われています。
第5戦の11月30日、静岡・駿府会館は東京12チャンネルが収録。メインイベントは新アジア・タッグ王者チームとなったM井上、アニマル浜口組に全日本の高千穂明久、サムソン・クツワダ組のオーストラリア遠征コンビが挑戦。
1本目は16分37秒に高千穂が浜口を体固め、2本目は11分43秒に浜口が高千穂を体固め。
決勝の3本目は4分29秒にM井上がクツワダをサマーソルトドロップから体固めに決めて2-1でM井上、浜口組が初防衛に成功しています。
この他、鶴田、天龍組vs草津、寺西勇組が対戦し両チームリングアウトとなっています。
対抗戦最終戦は12月1日、和歌山県立体育館大会。メインイベントは前王者チームのグレート小鹿、大熊元司組の極道コンビがM井上、浜口組のアジア・タッグ王座に挑戦したリターンマッチ。
1本目は15分30秒、浜口が大熊を体固め、2本目は5分15秒、大熊が浜口を体固め。
決勝の3本目は5分2秒に両チームリングアウトとなり、1-1の引き分けでM井上、浜口組が2度目の防衛に成功。
この対抗戦は全6大会に亘り、PWFルールによる○勝ち2点、△時間切れ引き分け1点、●負け、▲両者リングアウト0点と言う得点がつけられ、全日本36点、国際34点で団体戦は全日本が僅差で勝利しましたが、アジア・タッグのベルトを国際に持って行かれたまま越年となり、全日本は大木金太郎、キム・ドク組に奪われたインターナショナル・タッグ王座と併せてタッグベルトを流失させたまま越年となりました。
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