三浦アナ「両者の体格の比較ですが、藤波が187cm、剛が185cm。WWWFのジュニア・ヘビー級の契約体重のリミットが220パウンド(99.88kg)以下ですが、藤波が95kg、剛が93kg2人ともウェイトは全く問題ないですね。、コンディションは上々とのことです」
桜井さん「そうですねぇ、チャレンジャーですから先手先手と攻めていくのが常套と言いますか…」
剛はフライングメイヤーの連発から首4の字固め。
ここで挑戦者、剛竜馬側のサイドリポーターである舟橋慶一アナからリポートが入ります。
舟橋アナ「放送席の三浦さん、チャレンジャーの剛竜馬の方なんですが、今セコンドについているヒロ・マツダさんから話を伺ったんですが、『自分が(試合を)やった方が楽である、これまで一番真剣に教えて来た選手が剛竜馬である、試合の初めは硬かったが徐々に硬さが取れて来たようだ』と話していました」
桜井さん「剛の動きが非常にスムーズになって来て、いいですねぇ!剛がねぇ、ヒロ・マツダのもとを訪ねて行ったのが5月の半ばだったんですが、それから3か月、厳しい特訓を受けましてね、その成果が見えて来ているんじゃないですかねぇ」
チャンピオン、藤波サイドのリポーターは古舘伊知郎アナです。
古舘アナ「放送席、三浦さん、チャンピオンの藤波なんですが、体調の方は万全で今日、会場入りしてからは基礎練習のみ。初めての挑戦者で不安はないか?と質問したところ『チャンピオンは勝つのが宿命です』と力強く語ってくれました」
三浦アナ「桜井さんっ、今の古舘アナウンサーのリポートにありましたように、藤波ですがチャンピオンとしてのファイトに重圧が肩にのし掛かっているんじゃないですか?!」
桜井さん「まあ、あのぉ〜このWWWFのジュニア・ヘビー級チャンピオンと言うのはアメリカのマジソン・スクエアガーデンの王座で、しかも24歳のチャンピオンと言うことで肩の荷が重くないはずがないんですが、じっと耐えてですね、言葉なんか聞くとチャンピオンとしての心構えが出来ているように思いますねぇ」
2階席後方の応援席から「GO、GO、竜馬!」という鐘と太鼓を使った鳴り物入りの声援が飛んでいます。
三浦アナ「剛に声援が飛んでおります、応援合戦も素晴らしい!バックの取り合い、腕の取り合いと見応えのある今夜のWWWFジュニア・ヘビー級選手権試合であります」
桜井さん「まあ、あのぉ〜、藤波と剛、22歳と24歳、この若さでしっかりとしたレスリングが出来る、これは非常に価値のあることだと思いますねぇ!」
三浦アナ「まあ、藤波が(プロレスに)入った時が70kg、それが今ではサイボーグのような身体になりましたね。一方の剛も2か月間の肉体改造で噂では昔の剛とは全く違うんだ、と言われてますね!」
そう、テレビ朝日のワールドプロレスリングの中継班は国際プロレス時代の剛竜馬のことはわからないのです。
桜井さん「私の知っている限りでは、渡米前は100kg以上、105kg位あったと思うんですよ。ということはですね、10kg近く身体を絞っている訳ですねぇ!」
桜井さんもこのコメントを聞く限りでは多分国際プロレス時代の剛竜馬のことはよく知らなかったと思います。
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