78年MSGシリーズもいよいよ大詰めとなり、連日激闘を展開しています。
5月29日、岡山武道館でのリーグ戦最終日は坂口と上田馬之助が対戦。6分15秒、坂口が反則勝ち。上田は藤波にクイックの丸め込みで3カウントを許した以外は猪木、坂口、アンドレに全て反則負けでヒールとしての面目はとりあえず保ったと言えます。
藤波はアンドレ・ザ・ジャイアントと初のシングルマッチとなりましたが5分24秒、ジャイアント・プレスで圧殺されフォール負けを喫しました。
決勝リーグ戦は9選手が参加しており、フルマークでいけば40点となりますが、前に書いたような複雑な得点形式の為、微妙な勝ち点になっています。
リーグ戦1位通過はアンドレでやはり無類の強さを発揮、反則も含む負け、引き分けもなく、猪木、坂口にリングアウト勝ち、上田に反則勝ちした失点3の37点で堂々の決勝進出。
2位は猪木でアンドレにリングアウト負け、坂口戦は上田の乱入で没収試合と2つの無得点試合があり、上田に反則勝ちで失点11で29点となりました。
優勝決定戦はアンドレと猪木の組合せとなった訳です。
3位に甘んじたのが坂口で、アンドレにリングアウト負け、猪木と無効試合は一緒でしたが、藤波にリングアウト勝ち、リーグ戦最終日に上田に反則勝ちで失点12の28点となり、1点差で決勝進出は成らず。
3月に凱旋帰国してドラゴン・ブームを巻き起こした藤波はジュニア・ヘビー級ながら大型外国人相手に健闘。
猪木、坂口、アンドレに負けた以外は上田戦も含めて5つのフォール勝ちで失点15の25点で堂々の4位。
1年前に凱旋帰国し第4回ワールド・リーグ戦7勝3敗の好成績を残した長州は上田に反則勝ち、チーフ・ジェイ・ストロンボーに勝った9点のみで不調でした。
優勝決定戦は5月30日、大阪府立体育会館でアンドレと猪木の間で時間無制限1本勝負で行われました。
試合はアンドレが猪木を場外でカナディアン・バックブリーカーに担ぎ上げましたが猪木はコーナーの鉄柱をキックした勢いでリバース・スープレックスで見事な切り返し。
リングに生還しようとしたところ、アンドレのマネージャーであるブランク・バロアが介入してこれを阻止。
バロアの介入を見ていた坂口が助けに入ってバロアを押さえ付け、この間リングインした猪木が16分41秒、リングアウト勝ちを拾い、初優勝を遂げています。
セミファイナルは藤波、長州組vsボブ・バックランド、トニー・ガレア組の45分3本勝負。
1本目はバックランドが電光石火の首固めで藤波に僅か34秒でフォール勝ち。2本目は10分40秒、藤波がガレアを回転足折り固め。
決勝の3本目は5分24秒、バックランドがハイアングル・アトミックドロップから長州を体固めに決め、バックランドが藤波、長州から2本奪ってバックランド、ガレア組が2-1で勝利を飾っています。
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