桜井さん「もうねぇ、この闘いは耐久レースですねぇ!精神力の強さが大きなウェートを占めて来ていますねぇ」
坂口はダウンした猪木にストンピングのラッシュ。コーナーで猪木の喉を踏みつけます。猪木は再び場外にエスケープして呼吸を整えてからリングイン。
猪木が左の強烈な張り手からエルボー連発、坂口もエルボーで返すが喧嘩ファイトでは猪木が一枚上か、ナックルパンチ、坂口はダウン。
舟橋アナ「残り試合時間も少なくなって来ました。後5分位になって来ました」
桜井さん「いやぁ〜、このクラスの試合で30分というのは難しいですねぇ!(時間)無制限で闘わせてみたいです」
坂口は猪木の頭を両足に挟み込むと珍しいドリルアホール・パイルドライバー。
舟橋アナ「パイルドライバー!今のはダメージが大きい!」
坂口はもう一発ドリルアホール・パイルドライバー。
桜井さん「これはねぇ、相当研究して来ましたよぉ!滅多に見せないんじゃあないですかね」
しかし、坂口のドリルアホールパイルドライバーは猪木のタイツを掴んで持ち上げる元祖バディ・オースチン式。
オースチン程の名人であれば絶妙のタイミングでこれを決めますが、使い慣れていない坂口では自分のお尻の方が先にマットに着いてしまい、正直、猪木にダメージを与えたとは言い難かったです。やはりここは確実に猪木のボディを両腕を使ってきちんとグリップしてから持ち上げて落とすべきでした。
終盤に坂口はラッシュをかけます。ネックハンギング、猪木をロープに振って帰って来るところをジャンピング・ニーアタック、フライングメイヤーから逆片エビ固めに移行、猪木は余った左足で坂口を蹴ってこれを嫌がりました。
桜井さん「いやぁ〜、猪木君は気力だけで頑張っていますよ!ダメージが大きいですね」
ここで本部席の倍賞鉄夫リングアナから「25分経過、残り試合時間5分」のアナウンス。
猪木は坂口をロープに飛ばし、投げを打ってからキーロック。残り5分でのキーロックに観客席からは落胆のような溜め息が出ています。
桜井さん「いやぁ〜、逃してしまいましたねぇ!」
舟橋アナ「放送時間は残り2分を切りました。最後までお伝えすることが出来ないかもしれません」
猪木のキーロックの映像からカメラが引きのアングルになりました。
舟橋アナ「残念ですが、この辺で蔵前国技館からお別れとさせて頂きます。来週は愛知県体育館より藤波辰巳とコロセオ・コロセッティのWWWFジュニア・ヘビー級選手権、さらに徳島市体育館から生中継でマジソン・スクエア・ガーデンシリーズ1回戦、長州力vsレ・スチール、アントニオ猪木、木村健吾組vsチーフ・ジェイ・ストロンボー、トニー・ガレア組の試合をお届けする予定です。それでは、この辺で満員の蔵前国技館よりお別れしたいと思います。ごきげんよう、さようなら!」
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