ユニットの紹介がなされ、イントロが流れ出す。
いよいよ始まる。
・・・・が、ユニット紹介がどうにも恥ずかしい。百合ユニットという色付けがなされた所為で変な歓声があがっていた。こうなればヤケである。3人で抱き合って仲良しさをアピールしてステージが始まった訳だが・・・・・
アイリーン「燿さん。本当にこれでよかったと思いますか?色付け」
燿「響介に唆(そそのか)されてやった事だけど・・・・いまさらに疑問だよ・・・・」
とはいえもう引っ込みつかないぞ・・・・。
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『恋する RAINY DAY』
作詞作曲:御調 乃愛
振り付け:野咲 輝莉
衣装:御影 星名
はじまりは6月の雨の日 あなたを見かけた時
雨に濡れた子猫にあなたは 傘をさしだして
幼馴染のあなた そのやさしさは知っていたけれど
そのやさしさに 私の胸は高鳴った
子供の頃から一緒にいたけれど この気持ちはずっと
いつか伝いけれど いまはこの ままで-------
猫を抱いたあなたは 私に微笑みかけて
私も微笑みを返しながら あなたに近づく
2人の世界にしてくれたみたい 6月の雨
(間奏)
子猫を抱いたあなたに 私は寄り添って
一緒にあるきだす 下校時間
昔から知ってるあなただけど わからない事もある
皆にやさしいけれど 心に秘めるのは誰
私にわからないのはあなたの心 私をどう思ってるの?
いつか伝えたいこの気持ち そう いつか-------
そんな私に6月の雨は 冷たく降り注ぐ
空を見上げれば 私の心みたい
暗く想い曇天の空は 迷いの心 でしょうか・・・・?
(間奏)
いつか伝いけれど いまはこの ままで
空を見上げれば 私の心みたいな 雲
いつかしりたいな あなたの本心
でも・・・・ 今は このままで いい・・・・
やがて2つの傘が1つになった 6月の雨の日の・・・・恋-------------
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曲が終わり、拍手があがるが・・・・正直、他のユニットよりは拍手が小さい。
お辞儀をして下手(しもて)に捌けるEcritureの3人を見届けて、傍らのアイリーンをみる。アイリーンは溜息をついていた・・・・。
アイリーン「ステージは悪くなかったですわね。ですが-----------」
燿「・・・・やっぱりこういう曲では弱い・・・・か。色付けとピュアなイメージ曲。得票数にどうでるか・・・・」
暫くネットでの得票数、会場の投票数などを計算する時間が設けられ、場内アナウンスにて東京予選突破3組の発表がなされた。
結果は・・・・3位。ギリギリ通過であった。ギリギリというのは、4位との差がほとんどなく3000票くらいしかないのに対し、2位との差は10万票は離れていた。
メンバーはその事には頓着せずに予選通過を喜んでいたが、燿はそんな気分ではなかった--------------
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