予選2日前。
もう準備は全て終わった。あとは------------
乃愛「き、きききんちょうして口からエクトプラズムがでそうです・・・・・・・・」
輝莉&星名「またっ!?」
この子は口からよく魂が出る子だった・・・・。
そんなやり取りを部室でしていると予選会場で撮影する機材の手入れをしていた響介が「だったら」と口を開く。
響介「3人の世界に入っちゃったらいいよ。そしたら回りの事も気にならなくなるから」
星名「私達の世界?」
響介「そ。ステージ上で3人でベッタリネットリしちゃったらいいよ」
乃愛「ベッタリ・・・・ネットリ・・・・」
乃愛はまた口からエクトプラズムがでていた・・・・この子の魂は出やすいようだ・・・・。
輝莉「でも3人の世界ってのはいいかも。ステージ上でも誰もいないくらいに感じるように集中してやったらきっと気にならなくなるよ」
「そうでしょうか・・・・」と乃愛は不安そうだ。それには輝莉と星名も「大丈夫だ」とはいえない。3人共、初ステージなのだから。
星名「でもどうする?緊張して歌えなかったら」
3人して唸る。この辺りはまだ初心者なのである。奏鳴の時は周りが第1回大会を勝ち上がっていた途中で皆、大勢の前で歌う事に慣れていたから入っていけたところもある。
輝莉「やっぱり・・・・シッポリしちゃう?」
乃愛「しっぽり!?」
百合ネタでいいのか君達。しかも大衆の前でするのだぞ?しかも「しっぽりちゃいなYO」とかカメラを手入れしながら響介も言うものだからどうしようか考えてしまっていた・・・・。
乃愛は咳払いをしてとりあえず練習を申し出て話をそらそうとする。輝莉と星名も練習には賛成で、グラウンドにでた。
軽く1時間練習し、下校した。あとは2日後、もてるカを出し切れるか。
問題はやはり・・・・乃愛だろうか。どうにも緊張には弱い子にみえるがやれるだろうか・・・・。
ステージにあがったら誰も助けてはくれない。輝莉や星名も自分で手いっぱいでフォローしてやれない筈だ。
せめて悔いの無いようにやってほしいところだが------------------
果たして??
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