藤波のドロップキック2連発を食らったカルロス・ホセ・エストラーダは両手を後ろに組んで「待て、待て」のジェスチャー。
ここから藤波に握手を求めていきました。不審がりながらも握手に応じる藤波。しかしここでエストラーダはキックやパンチなどダーティな手は使って来ずに綺麗に握手。
藤波は巻き投げから首固め、カウント2で返されるともう一度首固め。2度目の首固めは丸め込みの体勢がやや崩れましたが、何とか相手の肩をマットに着けようと藤波はなかなか離そうとはしませんでしたがエストラーダはロープケスケープ。レフェリーのビリー・カクゥーロはブレイクを命じました。
藤波は足を取りに来たエストラーダの両腕を下からキャッチするとエストラーダの頭を押さえてクルッと回転させ、両足をフックして丸め込むカール・ゴッチ式のエビ固め。
桜井さん「今の首固めはですねぇ、カール・ゴッチの指導の元に藤波がメキシコで完成させたものですよ!素晴らしいですねぇ」
エストラーダはパンチ、エルボーで反撃しますが藤波の動きに翻弄されて自らの動きが単調になってきています。
桜井さん「藤波君の動きを見ていると、猪木君のデビュー当時からアメリカ修行に行って戻って来た時のことを思い出しますねぇ」
舟橋アナ「アントニオ猪木が燃える闘魂ならば藤波辰巳は炎の飛龍、アントニオ猪木二世であります!」
エストラーダはアームロック。
桜井さん「このWWWFジュニア・ヘビー級チャンピオンと言うのはですねぇ、ロングアイランド、ホワイトブレーン、ボストン、ワシントンDC等を主戦場にしているんですね」ま、つまりMSGには普段は登場しないと言うことを言っている訳です。
藤波は巻き投げからタックル、自らロープに飛んでもう一度タックル、しかしこれはエストラーダがショルダースルーで切り返します。
エストラーダはもう1回ショルダースルー、しかし藤波はジャンプ一番、リープフロッグでかわしドロップキック。
桜井さん「今のドロップキックはいいですねぇ!ヒットしていますよ」
エストラーダもドロップキック、これは相討ち。
桜井さん「やはりねぇ、空中殺法の応酬というのは中・軽量級の見せ場ですよねぇ」
舟橋アナ「リング上、カルロス・ホセ・エストラーダは30歳前後ではないか、と言われております」
桜井さん「そうですねぇ、もう20年近いキャリアがあると聞いています。相当なベテランじゃないですか?」
30-20ということは10歳前後からプロレスを始めていることになります…業界ではテリー・ゴディが14歳でデビューしたという話がありますが、さすがに10歳位は…ないと思います。
試合はこの後、歴史的クライマックスのフィニッシュシーンへと続いていくことになります。
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