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2017年07月20日21:32

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(96)

77年闘魂シリーズ第2弾最終戦12月8日、蔵前国技館大会は9000人発表で満員成らず。

3大決戦先ずは柔道ジャケットマッチ。ウィリエム・ルスカvsバッファロー・アレンの一戦。

アレンは前回の10月25日、日本武道館での坂口との試合に敗れた後、野毛の新日本プロレス道場に練習生として入門しシリーズ終盤から若手を相手にプロレスデビューしていました。

試合は時間無制限1本勝負で行われ、ルスカはアレンのヘッドバット連発で額から大流血、追い込まれましたが、キャリアの差を見せ付け、9分16秒、送り襟絞めで逆転勝ちを収めました。

続いて行われた北米タッグ選手権試合は挑戦が予定されていたクルト・フォン・ストロハイムが腕を負傷し欠場。

急遽、スティーブ・ライトがパット・パターソンと組んで王者組の坂口、ストロング小林組に挑戦となりました。

試合は軽量のライトが狙われました。直線的な試合ぶりの王者組は曲者パターソンとの対戦を上手く回避しライトに集中攻撃。

1本目は16分42秒に日本組がライトからリングアウト勝ち、2本目は5分10秒、S小林がライトをカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせて2-0のストレート勝ちで王者組が2度目の防衛を果たしています。

メインイベントは猪木と今シリーズ無法乱入を繰り返しシリーズ参戦を強引に決めた密林王グレート・アントニオとの一騎討ち。(時間無制限1本勝負)

テレビ朝日の放送が付いた73年以降、ジョニー・パワーズ(73年12月10日、東京体育館)、S小林(74年12月12日)、ビル・ロビンソン(75年12月11日)、ルスカ(76年12月9日、74年以降は蔵前)と来て、猪木の年末の対戦相手としては最も格落ちと言えました。

勝負の世界は偶発的なアクシデントもあり必ずしも断定出来ない面はありましたが勝敗の予想は安易につくカードであり、また16年半前のアントニオを知らないファンも多数おり、それが集客に出てしまった。となると前に書いたようにやはりこの時期新日本は外国人ギャラの予算を削られていたのか?という推測が成り立ちます。

新日本側もそれは承知していたか猪木は試合前に「アントニオを9分以内に倒す」と公約。

会場入りした観客に「猪木はアントニオを何分で倒すか」という予想用紙が配られ、「○分」と書いて投函箱に入れて正解者には記念品(何であったかは失念、おそらく後日郵送)が贈られる企画が考えられました。
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