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2017年07月07日00:04

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(82)

猪木vsザ・モンスターマン格闘技世界一決定戦、試合は中盤の第4ラウンドへ。

猪木はモンスターマンをグラウンドに引き込んで腕ひしぎ逆十字固め。モンスターマンは必死にロープへエスケープ、この試合グラウンドの攻撃は3秒のみです。

猪木はなかなか離そうとはしません。この辺は百戦錬磨の老獪さを見せていきます。

鈴木正文レフェリーはブレイクを命じ、両者再びスタンドの攻防へ。モンスターマンは左のパンチ、猪木は組み付くものの、またも細かい膝蹴りをボディに食らってしまいました。

ブレイクするレフェリーにモンスターマンのセコンドであるアーノルド・ユキーデがエプロンに立ち上がって抗議、関節技に入っても直ぐに離さない猪木の攻撃ぶりとモンスターマンが猪木にいい膝蹴りを入れてもクリンチと取られ直ぐにブレイクを取られてしまうことに対しての苛立ちか…。

舟橋アナ「トレーナーのアーノルド・ユキーデが何やら抗議しております、ブレイクなしでやらせろ、と言うことですかね!?」

モンスターマンは鮮やかなジャンピングしてのニールキック、これは顔面にヒット、猪木ダウン。

桜井さん「いやぁ〜、これはカカトが入りましたねぇ、猪木君のダメージが心配ですねぇ!」

舟橋アナ「かなりの飛距離ですね」

モンスターマンは再びハイキック、だがこれは2度目とあって猪木も読んでいました。猪木はモンスターマンを倒すとうつ伏せにしてバックにへばりついて得意の顔面に肘を擦りつけるカール・ゴッチ直伝の裏技に入ろうとしましたが惜しくもブレイク。

猪木はスタンドの状態からその場飛びでのドロップキック。これは空振り、猪木をコーナーに詰めてパンチ連打のモンスターマン、これもブレイクとなりました。

鈴木レフェリーのレフェリングは武道家らしくキビキビとしていて公平な印象を受けます。

モンスターマンはミドルからロー、猪木はヘッドロックから足をすくって倒し右肘で一撃。ここで第4ラウンド終了のゴング。桜井さんの採点は5対5のイーブン。

猪木の予告KOラウンドである第5ラウンドが開始されました。

モンスターマンは前蹴りを連発、パンチから猪木に組み付いてロープに詰めてパンチにいこうとしたところ、猪木はロープを背にしながらモンスターマンの足を払ってダウンさせました。

一気に勝負を賭けた猪木はモンスターマンの帯を取ってルー・テーズ式の「リバーススラム」と呼ばれたパイルドライバー(パワーボムの固めないやつ)。さらにギロチンドロップ。

その前のパイルドライバーで勝負あった感じでギロチンドロップはおまけみたいなものでした。レフェリーがカウント10を数え、5ラウンド1分35秒、猪木が見事にKO勝ちを収めました。

お互いの持ち味を十分発揮した好勝負であり、猪木はモハメド・アリ戦の汚名返上となった重要な意義のある試合だったと思います。
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