77年のアジア・チャンピオン・シリーズの終盤戦は猪木がザ・モンスターマンとの試合に向けて欠場をした為、テレビマッチにおいて通常ならテレビ放送されないような若手・中堅の試合も含めてなかなか興味深いカードが放送されました。
前回書いた7月28日、福岡九電記念体育館大会は翌7月29日のワールドプロレスリングのレギュラー枠で録画中継されました。
猪木vsモンスターマンの試合は8月2日当日、午後7時30分から生放送されており、次期闘魂シリーズの開幕戦が8月26日、桐生市民体育館であった為、モンスターマン戦終了後の8月5日、12日、19日の3週間に関してはアジア・チャンピオン・シリーズ終盤戦の溜め撮りした大会を放映。
7月29日の福岡大会の中継はメインイベントのタイガー・ジェット・シン、上田馬之助組vs坂口、ストロング小林組の北米タッグ選手権試合のみを放送。
8月5日は福岡からの「2回撮り」となり、前回書いたセミファイナルの長州vsマサ齋藤、マニア向けの好カードでセミ前の星野勘太郎、山本小鉄組のヤマハ・ブラザーズとエル・ゴリアス、ブラック・ゴールドマン組のレッド・デビルスの45分3本勝負、さらに第4試合に組まれた木村たかし(健吾)vsデビュー2年目の佐山サトル(聡)を放送しています。
小鉄はこのシリーズスポット参戦しており、猪木欠場でテレビマッチ緊急参戦となった模様。
1本目はゴールドマンが星野を体固め、2本目は星野がゴールドマンを体固め。決勝の3本目は小鉄がゴリアスからダイビング・ボディプレスで決勝フォールを奪って2-1でヤマハが勝利を飾っています。
ワールドプロレスリング初登場となる佐山は大先輩の木村相手に健闘しますが木村のエビ固めに丸め込まれフォール負け。
8月12日放送分は7月30日、江南市民体育館からの録画中継。
メインイベントはこのシリーズ絶好調のS小林が星野、木戸修とトリオを結成しタイガー・ジェット・シン、ガマ・シン、タルバー・シン組のシン軍団と対戦しています。
1本目はタイガーが木戸をコブラクロー。2本目はS小林がガマをカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせています。
3本目は木戸がタルバーを片エビ固めに決め2-1で日本組が勝利。
ちなみに、下に「シン」がつくシン軍団のレスラーはこれまでも何人か来ていますが、当たりは1人もおらず、このシリーズに来たガマがカナダのカルガリー、85年UWFにも来たタルバーが南アフリカ共和国で試合をした記録がある位で他は急造レスラーかと思います。
セミは2月10日、日本武道館以来の坂口vs上田のシングルマッチで3分5秒、坂口の反則勝ち。
木村たかしが2週連続テレビ出場、やはりワールドプロレスリング初登場となる小林邦昭をジャーマンで破っています。
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