翌日の放課後。部室で燿から輝莉達に言い渡されたのは3日後に曲収録を行うというものだった。3人は驚きながらも頷く・・・・わけではなく難色を示した。せめてもっと練習時間が欲しいと。練習時間が足りないと。輝莉と星名より遅れている乃愛は特に。
3人の抗議は予想済だったのか冷静に手で制す燿。
燿「練習時間が足りていないのは百も承知さ」
乃愛「でしたらなぜ------------」
燿「なら逆に聞くけど、君達が仮に芸能界入り出来たとしよう。番組収録やライブをする時に練習時間が足りないから延期します、とでも言うつもりかい?」
乃愛「それは・・・・---------」
星名「で、でもこれってただのPV制作だよね?だったら-------」
燿「甘い。ただのPVじゃない。これから芸能界入りを争う日本各地の候補と戦っていくんだ。中途半端なものを発表したら舐められるだけだ。それに不十分な状態と自分達から晒す事になる。’最初のつかみ’は重要だ、と考えてる」
乃愛「わかりました・・・・」
輝莉「がんばろうよ。ね?」
輝莉に励まされながら乃愛と星名は部室を出て行く。輝莉も「がんばりますっ」と元気な言葉を残して出て行った。入れ替わるようなタイミングでSTAR-MINEの面々が入ってきて何かあったのか聞いてきた。事の顛末を燿が話すとなるほど、と頷く。
翼「すっかりプロデューサーになってしまったね」
燿「まだ見習いさ。僕も大変なんだよ。STAR-MINEを優勝に導いたプロデューサーっていうものがついてまわるからね」
翼「ヘタな事は出来ない、という事か」
奏鳴「そうですよね。律音先輩が残していってくれたもの、ですから」
STAR-MINEは頑張る姿を後輩たちにみせていかなければ。それが彼女達3人にしてやれる事だろう。
アイリーン「きっとやってくれますわ」
ののか「どうかなー?アイドルというものはののみたいにキラキラ輝いてる子じゃないとねー」
流奈「そーだねー」
ののか「なんか雑っ!!」
美久「あはは・・・・」
現状、乃愛が形になればPVとしては完成できるが・・・・3日後どうなっているだろうか。
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