mixiユーザー(id:21258650)

2016年09月30日06:21

957 view

猪木とビンス(368)

ニューヨークMSGから弾丸で帰国した猪木は7月26日、盛岡・岩手県営体育館(テレビ収録)から試合に復帰しました。

猪木はメインイベントで木村健吾と組んで長州、谷津嘉章組の維新軍と対戦。木村健が維新軍の連係に捕まりほうほうのていでタッチすると勢いよくコーナーを飛び出し長州と激突。

手四つの体勢から押し込む長州に綺麗なブリッジワークを決めて見せ、代わった谷津にもリバース・インディアン・デスロック、弓矢固め。

長州がリング中央で木村健をサソリ固めに捕らえるもこれは猪木がカット、木村健は稲妻レッグラリアットを谷津に決めて反撃。

しかし木村健がまたも維新軍に捕まり、長州がバックドロップの体勢に担ぎ上げたところを谷津がコーナーからダイビングしてのニーパット、そのまま長州が後方に倒れ込む合体技。

維新軍はこの辺りから谷津とアニマル浜口の「番付」が微妙に入れ換わり、谷津が事実上NO2に昇格した感じになっていました。

試合は14分57秒、リキラリアットで長州が木村健を体固め。

試合後も猪木に突っかかる長州、応戦する猪木。これを受けて新日本プロレスでは翌7月27日にサマー・ファイト・シリーズ最終戦、8月2日蔵前国技館のメインイベントのカードを猪木vsデビッド・シュルツから猪木vs長州に変更することを発表。シュルツは藤波とシングルマッチで対戦することになりました。

盛岡大会のセミで藤波はダイナマイト・キッドとシングル戦。実況の古舘伊知郎アナウンサーはこの一戦を「ジュニア・ヘビーメモリアル」と形容しました。

藤波がWWFジュニア・ヘビー級王者時代、ベルトを賭けて名勝負を残している両者(80年2月5日愛知県体育館、81年4月10日、北九州市西日本総合展示場)ですが、久々のシングルマッチ。

藤波がヘビー級に転向したとは言え、キッドも藤波と比べて体格差はほとんどありません。

藤波が北九州のタイトルマッチの時のフィニッシュに使ったアルゼンチン・バックブリーカーを出せば、キッドもミサイルキック、高速低空ブレーンバスター、ツームストン・パイルドライバーと剃刀ファイターぶりを炸裂させて応戦。

最後は藤波がヘビー級の証明バックドロップで7分4秒、体固めで勝利を飾っています。

最終戦蔵前で小林邦昭とのNWA世界ジュニア・ヘビー級タイトル戦を行うザ・コブラはデービーボーイ・スミスのパワーに苦戦しながらもジャーマン・スープレックスホールドでフォール勝ち。

翌7月27日は岩手県北上市江釣子ショッピングセンター・パル特設リング大会でしたが、江釣子と言えばシリーズ開幕直前にUWFへ行った藤原喜明の地元であり、藤原の離脱前に凱旋興行として組まれた大会でした。

この大会に藤原が参戦を表明し、坂口か藤波との対戦を要求していましたが新日本のフロントはこれを無視。

これに対しUWFの上井文彦営業次長は7月23日、後楽園ホール大会のリング上で「過激を売り物にする新日本プロレスは逃げた」と非難しています。

実際、この時期新日本プロレスは藤原と高田伸彦を相手に契約違反で訴訟を起こしていましたから乗りたくても乗れなかったのが実状でした。

ノーテレビながらメインで猪木と藤波がタッグを組み、バッドニュース・アレン、リック・オリバー組と対戦。猪木がオリバーを延髄斬りから体固め。

セミでは長州、浜口組vsキッド、スミス組が実現し両チームリングアウトと地方大会にしては好カードが組まれました。

観客は2200人(満員)発表で主役のいない凱旋興行をまずまず成功に終わらせています。
12 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年09月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930