優莉愛「・・・・・・・・創生器・・・・・・・・返しちゃったんだなぁ・・・・・・・・」
優莉愛は境内で夕焼け空を見上げつつそう呟いた。これから姉の代わりにケイオス達と戦うつもりだったのに。
これでは姉の弔い戦が出来ない。このまま戦っても仕方がない。姉達4人が昇華してても勝てないケイオス達を倒すことはできない。
姉に後の戦いを頼むと託された創生器。今は優莉愛の手にはない。ミランダが神界に持ち帰ってしまった。・・・・まぁ使わせろといっても首を縦には振らないだろう。凛花達の障害の事もあるし、アンジュ達も由としないだろう。
それはわかるが、ケイオス達が自分達に狙いをつけたのだ。このままでは殺されるだけだ。
優莉愛「泣いてる場合じゃないよね。修行しなきゃ・・・・・・・・」
悔しくて泣きそうにもなるが、泣けばいいというものでもなく、悲しんでいる場合でもないのは理解している。優莉愛は鈴鳴霊術の修行を始めた。
姉は死んだ。自分がしっかりしないといけない。次の鈴鳴を受け継ぐのは自分なのだから。
その為にはこの戦い、生き残らなければならないのだ。
姉は・・・・この戦い、こわくなかったのだろうか?自分は怖い。今までは悪霊くらいしか相手にしてこなかったが、今度の相手は悪い神なのだ。生き残る自信はない。
しかし何としても生き残らなければ。・・・・とはいえ、優莉愛は三神技はまだ第一法すらも習得出来ていない。そんな能力で生き残れるほど、神との戦いは甘くない。
1時間ほど特訓し、深呼吸をする。姉は今頃どうしているのだろうか。浮遊霊となっている姉は今、月乃宮邸に行っている。何か話があると呼ばれたようだが・・・・・・・・。
早く帰って来ないかなと鳥居の前で待っていると陽が沈むころに姉の霊は戻ってきた。
優莉愛「おかえり。お姉ちゃん」
千百合「ただいま〜」
こうして話していると姉がそこにいるようではあるが・・・・これは幽霊なのだ。姉は死んでいるのだ。
優莉愛「どんな用事だったの?」
千百合「あ、うん。御三家を戦闘から外す方針は変わらないって。その後の事だけど、中で話そうか」
そう言って千百合の霊は境内へ。その後に優莉愛も続いた。
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