82年世界最強タッグ決定リーグ戦第10戦は12月6日、熊本市体育館大会。
公式戦は天龍、阿修羅・原組とリッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブラッド組が対戦し今リーグ戦初の45分時間切れ引き分けとなりました。
天龍、原組は3点、リッキー、ジェイ組は1点。
20分1本勝負のスペシャルマッチは馬場、鶴田組vsスタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組で両チームリングアウト。
ハーリー・レイス、ディック・スレーター組と上田馬之助、スーパー・デストロイヤー組はレイスがSデストロイヤーを体固め。
第11戦は12月7日、福岡国際センター大会、国際センターは4月16日の第10回チャンピオン・カーニバル最終戦&グランド・チャンピオン・シリーズ開幕戦以来2度目の使用となりました。
新日本プロレスは古くからある福岡スポーツセンターを常打ちの会場にしていましたが、全日本は前年秋に大相撲九州場所の新しい会場としてオープンしたばかりの国際センターにいち早く進出していました。
この日は最終戦の後に放送された(12月25日放送)テレビ収録マッチで公式戦はなく、夢のシングルマッチ(30分1本勝負)が組まれています。
メインイベントとなったのはテレビ初対決となった鶴田とハンセンの一騎討ち。
試合はスタートから激しい攻防となり、ハンセンがエルボー、スリーパー・ホールドで攻め立てていきました。
鶴田もジャンピング・ニーパットで突破口を開くとカウンターのドロップキック、勢い余って場外に落ちたハンセンを鶴田が追いかけ、9分26秒、両者リングアウト。内容はやや不完全燃焼でした。
セミファイナルはテリー・ファンクがブロディと対戦、ブロディが体力でテリーを圧倒しましたがテリーもテキサスブロンコ魂で反撃、両者額から流血の試合となりましたが、ドリー・ファンク・ジュニア、ハンセンと双方のセコンドが試合に介入しノーコンテストとなっています。
馬場は因縁の上田と1月20日、鹿児島県立体育館以来のシングル戦、上田は凶器を使って馬場の喉を滅多打ちにし僅か3分54秒で反則負け。こちらも期待外れの内容に終わりました。
レイスはリッキーと対戦、リッキーがレイスのバックに回り、ロープに押し付けての後方回転エビ固め、しかしレイスはさらにこれを一回転させて身体を預けエビ固めでカウント3。レイスがキャリアの差を見せつけての勝利でした。
ドリーはSデストロイヤーを後方回転エビ固めに決めて手堅く完勝
第12戦は九州から北海道へ飛び、12月8日、旭川市総合体育館大会、この時は古い常盤分館ではなく、初進出の新しい総合体育館での開催でした。
公式戦は優勝の行方を占う大一番、馬場、鶴田組vsファンクスの一戦が実現。
ロープ際でテリーが鶴田にバックドロップ、投げたテリーも後頭部を強打し両者場外でダウン。
すかさず試合の権利がない馬場がリングに入って来ましたがドリーも入って来て馬場に出足払いを見舞ってテイクダウンを奪うと足首を掴んでスピニング・トーホールド。
しかし、ノータッチの為レフェリーは両者にコーナーに戻るように促します。ドリーが何回転目かしたところ、下になっていた馬場は蹴りでドリーのスピンをカット。
馬場に蹴られて飛ばされたドリーとリングに戻ろうとして入って来たテリーが同士討ちでぶつかってしまい、テリーは再び場外へ。
そこへバックドロップのダメージから回復した鶴田がリングへ戻り、レフェリーのジョー樋口はここでカウント10。
26分57秒の激闘の末、鶴田がテリーにリングアウト勝ちで貴重な2点を獲得。馬場、鶴田組は2失点の4点で優勝に望みを繋ぎ、ファンクスは2失点の6点となりました。
スペシャルマッチではハンセン、ブロディ組が天龍、原組と対戦、ハンセンのウェスタン・ラリアットが原にヒットし3分13秒に体固めで完勝。12月1日、富山での公式戦での取りこぼしの借りを返しています。
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