最強タッグ開幕戦である11月26日、後楽園ホールではスタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組とリッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブラッド組の公式戦が実現。
試合はリッキーが鮮やかなアームドラッグでハンセン、ブロディを投げつけスピーディーな展開に。
ジェイもリッキーの動きに誘発されてか、空中殺法で超獣コンビを撹乱していきましたが、ジェイのダイビング・ボディアタックはブロディが膝でカット。
腹部を打って悶絶するジェイにリングに入って来たハンセンがウェスタン・ラリアット一閃。10分41秒、ハンセンがジェイを体固めに決め勝ち点2を獲得し白星スタート、リッキー、ジェイ組の健闘が光った一戦でリッキー組のベストマッチと評価されました。
馬場、鶴田組は上田馬之助、スーパー・デストロイヤー組と対戦。鶴田がSデストロイヤーにジャンピング・ニーパット、このまま場外戦へ突入したところ上田がリング下から介入。
馬場も入って乱闘となり7分13秒、両チームリングアウトの無得点試合。馬場、鶴田組は安パイと目された上田、Sデストロイヤー組に足を掬われて0点発進。
この年は参加7チームと少ない為、公式戦の日程に余裕があり、公式戦以外では20分1本勝負で特別試合が連日組まれています。
ドリー・ファンク・ジュニア、テリー・ファンク組のザ・ファンクスは天龍、阿修羅・原組と時間切れ引き分け。ハーリー・レイス、ディック・スレーター組はグレート小鹿、大熊元司組と対戦しレイスがバーディカル・スープレックスから大熊を体固め。
第2戦は11月27日、前橋・群馬県スポーツセンター大会。
公式戦は初戦となるドリーとテリーのザ・ファンクスが上田、Sデストロイヤー組と激突。テリーがSデストロイヤーをフライング・ボディシザースドロップから体固めで手堅く2点獲得。
特別試合は馬場、鶴田組vsハンセン、ブロディ組というカードがさりげなく実現しており両チームリングアウト。レイス、スレーター組vs天龍、原組は時間切れ引き分け。
ノーテレビの地方大会でも公式戦級のカードを組んでファンサービスに努めています。
第3戦11月28日、秋田市立体育館での公式戦はハンセン、ブロディ組と上田、Sデストロイヤー組と対戦、ブロディがキングコング・ニードロップでSデストロイヤーを倒し4点。
この日はメインイベント60分1本勝負で馬場、鶴田組とレイス、スレーター組が両チームリングアウトとなっています。
他、ファンクスvsリッキー、ジェイ組は20分時間切れ引き分け。
第4戦は11月29日、盛岡・岩手県営体育館大会。公式戦はファンクスvs天龍、原組。
原のトップロープからのダイビング・ローリングクラッチホールドをテリーがエビ固めに切り返してカウント3。ファンクスは4点目。
セミファイナルでは何と、ハンセン全日本復帰後初となる鶴田とのシングルマッチが実現しています。
少なくとも、テレビ中継のある6大都市での大会場のメインで実現すると思っていただけに意外であり、当時は地方大会のカードを事前に全部発表することはなかっただけに、翌日の東スポを見て結果を知って驚かされました。
試合は20分1本勝負、両者互角のショルダー・タックル合戦、もう一丁とばかりロープに飛んだ鶴田にハンセンはカウンターのウェスタン・ラリアット。
鶴田はフォールを逃れる為にリング下にエスケープしましたが、ダメージが大きく11分16秒、リングアウト負けとなっています。
また、レイスとブロディのシングルマッチも実現し12分10秒、両者リングアウトの引き分けとなりました。
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