4人の二段変身後の動きは1段階とは全然ちがっていた。
身体が軽い。羽がついたかのようにとまではいわないが、体重が感じられないくらい軽い。1つ目巨人の攻撃が紙一重ではなく余裕でかわしている。
武器や霊撃カがあがっている。いつもより力が上がっており、1段階の変身では使えない御三家の奥義が使えるようになった。そのおかげで攻撃でも悪魔を圧倒。
向日葵の式神召喚も普通の式神から朱雀や青竜といった四神やハティ、フェンリル、イグニスといった神話系まで呼び出せるようになっていた。元々呼び出せたが、2体同時召喚まで可能になっていた。凛花と青葉の補助攻撃をしてもらおうとしたのだが、そこは神話系種。五分かそれ以上の攻撃をしてくれている。だしたのはハティと朱雀。ハティの噛みつきや体当たり、そして火を吐く(!?)などの攻撃、朱雀のブレス攻撃で悪魔を追い詰める。
そして締めは千百合。三神技でトドメを刺し、カードに戻す。
ケイオス「ち。2段変身がここまでとはな。だが次はないぞ。俺の勝ちだ」
青葉「あらあらぁ?そう言いつつ撤収しようとしてるけどぉ〜?」
ケイオス「とりあえず今日は退いてやるだけの事だ。次はお前達の負けは決まっているだろうがな」
凛花「言ってくれるな。どういう意味だ?」
ケイオス「そのままの意味だ。1段階で悪魔と接戦していただけのお前らがここまでのカを発揮したのだ。当然反動もあろう。タダでは済まんだろう。そういう事だ」
向日葵「うにょ〜〜ん(´・ω・`)」
ケイオスのいう事は的を射ている。2段翔華の反動はミランダにも注意されている。次があったら障害を負ったまま戦わなければならないだろう・・・・。
ケイオス「まぁ、反動ではなくそのまま死ぬかもしれんしな。戦って死ぬか反動で戦えなくなるか。不戦勝かもしれんな。つまらんが勝ちは勝ちだ。では次を期待しているぞ」
そう言い残し、ケイオスは去っていった。
朱雀「反動?お嬢、どういう事だ?」
全く事情をしらない朱雀がそう聞く。
ハティ「ケイオスとやらは何を言っているのだ?創生器の後遺症の事か?」
何回か戦闘に参加し、大体の事を知っているハティもそう聞く。
まぁこれから障害で戦えなくなるかもだし、式神たちにも事情を知ってもらったほうがいいだろう。無理をして向日葵は四神とハティ、イグニス、フェンリルを一気に召喚。千百合と凛花が事情を話すと全員神妙な顔に。
イグニス「姫。それは本当か?お嬢、身体障碍者になるのか・・・・?」
フェンリル「この歳で障害者か。つらいだろう」
青竜「そう結論を急くな。時が経てば治るものなのかもしれん」
玄武「確かにそうだな。この変身を解いたらどうなるかだな」
白虎「お嬢。もし次に戦があったら俺達の誰かを呼べよ?無茶はするんじゃねぇぞ?」
向日葵「うにうに。その時は頼むのら(’’」
朱雀「ではお嬢も無理して俺達を出しているのだ。そろそろ戻るとするか。あとは’異世界’で話をしておく」
異世界というのは、召喚者の中にあるらしい世界。そこには契約できた全ての式神がいるらしいが、詳しくはその異世界がどこにあるのかは解明されていない。
ハティ「俺は残る。もし足に障害がでて歩けなくなったら家まで送っていかねばな」
という訳でハティを残して式神達は戻っていった。
そして千百合達は変身を解く。
すぐに自分の身体がどうなったかの異変を調べたが特に異常は見当たらない。
時間差で来るのだろう。怖い話だ。
千百合達はその場で解散したが・・・・どんな後遺症がでるのやら・・・・。
愛瑠「みんな・・・・無茶して・・・・あたしと蛍の為に・・・・ごめんね・・・・」
茶美「愛瑠ちゃん・・・・」
2段変身の事は千百合から聞いていた愛瑠はただただ4人に申し訳なくて涙した。もし後遺症が一生ものだったりしたら・・・・申し訳なさすぎる・・・・。
愛瑠「あたしが殺されたら日本はダメになる。でも・・・・だからって・・・・皆を犠牲にして生かされるのは・・・・申し訳ないわ・・・・」
茶美「だったらなおさら生き残らないとね。申し訳ないと思うなら皆に報いるために生きなきゃ」
愛瑠「そうですね・・・・」
そうは言われても責任を感じてしまう。4人が決意して自己責任で翔華したとしても。
全ては日本の為。愛瑠の為。
だったとしても、反動は彼女達をj苦しめるだろう。
一体自分には何が出来るだろう。愛瑠は考えたが、何もお返しする案が思いつかない。
そうだ・・・・アンジュにでも相談してみよう。茶美と別れた愛瑠は月乃宮邸に向かった。
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