年明けの正月。月乃宮では1月3日に新年会が予定されていた。月乃宮プロダクションがマズイ状況なのに新年会してていいのだろうかというアイリーンの疑問も
シャル「無暗にジタバタしても意味などあります?それで事態が好転するのならやりますが。それよりやるべき事もあるでしょう?」
と例えば新年会を例に挙げる。ここで著名人や様々な業界の社長などに好印象を与えつつ、それとなくPROJECT-STAR-LIGHTの事を話しておけば色々な業界からの疑念も軽減できるんじゃないかという。
策士だ・・・・と思う。むやみやたらに焦っていた自分と違い、ちゃんと策を練っていた。さすが超巨大財閥を背負って立つ人だと思う。自分もこうならなくては。
さて元旦。STAR-MINEのメンバーと鈴鳴神社まで足を運んでお参りしてきた。お守りや破魔矢を買って神社をでる。ちょっと近くのファミレスでおしゃべりをして別れる。
翌日。アイリーンはまた鈴鳴神社にいた。今日はメンバーとではなく、燿と2人きりという初詣デートという事で。待ち合わせは午前10時。はやる気持ちで晴れ着姿で30分前から鳥居で立っている。
・・・・が、同じく30分前に燿もやってきた。どうも燿もはやる気持ちとかあったらしい。あと’女の子を待たせるわけにはいかない理念’とか。
という訳でちょっと早いが神社へ。今日もお参りをしつつ・・・・お守りは昨日買ったが、恥ずかしくて買えなかった『恋愛成就』のお守りを2人で買う。おみくじは・・・・恋愛運はちょっとこの先よろしくないような事が書かれていた。恋愛等を司る神社でこの結果はよろしくない。早々に樹に結んでしまおう。
と思ったがたくさん結んであって結ぶところがなかった、仕方がないので燿に肩車してもらって高いところに結ぶ。
燿「ああ・・・・晴れ着から除くアイリーンちゃんのふとももが頬に・・・・ああ・・・・」
アイリーン「・・・・??何か言いまして????」
燿「はっ!?い、いやなんでもないYO!?」
幸いにも男子中学生の煩悩の一言は聞こえなかったようだ。
「あら。アイリーンちゃんじゃない」
そういって声をかけてきたのは、鈴鳴現当代、鈴鳴希望だ。’すずなりひかり’ではなく、’すずなりのぞみ’である。
アイリーン「あら。希望さん。あけましておめでとうございます」
希望「今日は初詣デート?」
アイリーン「え、ええ・・・・そんなところですわ」
燿「おお、本物の巫女さんだ」
希望「鈴鳴希望です。はじめまして」
と希望に見とれていると、その希望、何を思ったか燿の耳に「いくらアイリーンちゃんが綺麗だからって、姫初めはだめよ?中学生らしい交際をね?」なんて余計な事を言うものだから、燿の顔は急速沸騰。「それじゃごゆっくり〜」と何かダンボールを抱えて去っていった。忙しそうだ。
アイリーン「・・・・??燿さん?希望さんはなんて?」
燿「な、ななななんでもないよなんでもない!!」
アイリーン「・・・・・・・・????」
それからとりあえずは今後のPROJECT-STAR-LIGHTについての疑惑払拭ライブのプランを練りに燿の部屋に行くことになったのだが・・・・・
(やばい・・・・希望さんが言った事が・・・・!!煩悩よ!!はなれろぉぉぉぉぉ!!)
と頭を抱えるが・・・・健全な中学生男子。ちょっとその煩悩は振りはらえそうになかった・・・・。
さて、どうなったやら?
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