奏鳴の部活参加は翌日より早速はじまった。奏鳴の問題はとりあえず体力であろうから、とりあえずは走り込みをさせる。奏鳴に課せられたのはグラウンドマラソン。ひたすらに小休憩を挟みつつずっと走ってもらう。とはいうものの、いきなりの激しい運動は禁物。歌や振り付け練習もあるので、じっくりとはやっていられない。最悪予選で笑顔で歌う1曲だけのスタミナだけつけてもらおう。燿はそう思っていた。
とりあえず部活初日はただ走ってもらい、2日目もとりあえず走り込み。3日目あたりから振付練習に参加してもらう。
3日目の練習が終わった時、燿はふと思った。
燿「そうだ。STAR-MINEホームページのメンバープロフィールタブ、奏鳴ちゃんのを追加しないと」
流奈「アレ?まだだっけ?」
アイリーン「そういえば追加した話は聞いてないわね」
燿「うっかりしてたよ」
律音「わー、うっかりサンダー」
ののか「なにその『万城目サンダー!!』みたいなニュアンス」
ののか、そのネタは知ってる人いるのか・・・・?
美久「写真も撮らなきゃ、だね」
翼「不本意だが、彼を呼ぶとしよう。撮影技術だけは一級品だからね」
響介「呼んだ?」
そんな声は窓の外から聞こえた。しかも足をロープで縛ってハングドマンのような逆さ吊り状態で。一体何をしているのだ。・・・・まぁおそらく練習後の着替えのシーンでも撮りに来たのだろう。
アイリーン「ちょうどよかったのか・・・・元々そこで盗撮を謀っていたのか・・・・」
燿「ねぇ、彼女のSTAR-MINEのホームページのプロフィール用の写真を撮ってくれないかな」
響介「じゃあ奏鳴ちゃんのぱんつを1枚。・・・・グベゴォ!!」
思いきり踏み込み、ゼロ距離まで迫った翼は、宙吊りの響介の顔面に正拳突き。吹き飛んで・・・・・ロープによって振り子のように戻ってきた逆さ響介を蹴り飛ばす。そしてまた振り子で戻ってくる、そしてまた殴るを続ける。いいサンドバックだ・・・・。
顔がボコボコの状態で響介は奏鳴の写真を撮る。顔はボコボコだし、頭は煩悩だらけで、全身からピンクオーラが出ている彼だが、撮影した写真は十二分だった。露光も光の反射も逆光も入らず、完璧に撮影した。
ののか「やればできるのに、な〜んでいちいちエロエロなのかな〜」
響介「ののたん、エッロエロにしてやんよ?」
ののか「翼〜」
ののかの呼びかけで指をポキポキ鳴らす翼。殺る気満々だ・・・・。「嘘デ〜ス」ととりあえずやりすごし、燿の作業をみる。
10分ほどでタブは出来上がり、奏鳴に自分でプロフィールを入力してもらう。そしてできたデータがこれだ。
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名前:星野 奏鳴(HOSHINO SONATA)
年齢:12歳(中学1年生)
生年月日:12月15日(射手座)
身長:138センチ
3サイズ:73 / 56 / 78
趣味:カラオケ
好きなもの:歌、カレーライス、晴れの日、絶叫マシーン
嫌いなもの:辛い物(カレーは別)、虫、幽霊
将来の夢:アイドルになる事
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奏鳴「できました!!」
燿「なるほどなるほど」
美久「3サイズの欄はあんまり書きたくないよね・・・・」
翼「これで閲覧した人がどんな反応をしてくれるかだね」
律音「元気な女の子って感じなイメージだね」
奏鳴「それが私の取り柄ですから!!」
ののか「ま、ののレベルになるまでせいぜい頑張りなさい。会場をうっにうににするくらいにっ!!うにに☆」
流奈「これで7人か。・・・・あ、これっていままでツインタワーってやってたけど、正式にセンターつくれるんじゃない?」
アイリーン「そういえば・・・・そうねぇ・・・・?」
次なる問題はセンターを誰にするかだろう。それは話し合う間でもない。満場一致で律音に決定した。
律音「私の両隣はつばちゃんとアイリちゃんだね!!頑張ろうね!!」
翼&アイリーン「なんで私達?」
ののか「そうねー。主催者の娘と水鏡言葉の娘を両サイドに添えて、センターは宮凪愛架の娘で決定うに☆」
そのののかのセリフに奏鳴は目が点になる-------------
奏鳴「あの・・・・誰が誰っていま・・・・」
ののか「聞こえなかった?アイリーン先輩は知ってるだろうけど、主催者の娘のお嬢様。翼先輩は水鏡言葉の娘。それで律音先輩が宮凪愛架の娘って訳」
奏鳴「え・・・・。・・・・・えええええええええええええ!?草薙先輩って宮凪愛架さんの娘なんですか!?」
律音「一応内緒にしといてね〜・・・・」
奏鳴「あああ・・・・こんなところで宮凪愛架の娘様と出会えるなんて!!神様!!ありがとう!!」
そう言って目を輝かせた奏鳴は、またどこかの想像の世界へ旅立ってしまった・・・・。
翼「またどこかに意識が・・・・」
美久「想像力豊かなんだね」
ののか「そういう問題かしら・・・・」
流奈「ともあれ、これから練習がんばろ」
アイリーン「そうですわね」
燿「それじゃあこれからも頑張っていこう。あ、六土君。奏鳴ちゃんの加入は学校新聞のネタにしといて」
響介「へ〜い・・・・」
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