大通りから3本くらい外れて進む一同。そして着いた先は・・・・・・・・
何年前に閉鎖になったのかというくらいボロボロの白い建物の前にやってきた。白というか、埃や汚れで黒・・・・と形容してもいいかもしれない。建物には○○病院と書かれているので、おそらく使われなくなった病院だろう。何病院かは文字がとれていてわからないが、病院だけ読み取れたのでとりあえず病院である事はわかる。
燿はその病院の前で立ち止まった。
流奈「もしかして・・・・ここ?」
アイリーン「ええ」
一同病院を見上げる。使われなくなって白かった壁が黒ずんだ外観。病院名が取れて何の病院かも不明。割と総合的病院くらいの建物の大きさはあるものの・・・・電気ももはや通っていないのか、全体的に真っ暗。時刻は午後5時半。8月下旬のこの時期ではまだ全然明るいはずなのに、どこか薄暗い。病院の入り口には「KEEP OUT」と書かれた黄色いテープが何重にも張り巡らされていて、ここがただ解体を待つだけの建物である事を物語っていた・・・・。
律音「わー。いかにもって感じだねー。ミーナちゃんなら喜んで入ったのかなー?」
ミーナとリルムはここにはいない。出場グループ交流という事でご遠慮いただいている。後日、埋め合わせで3人で遊びにいく予定にはなっている。
翼「む・・・・ここか・・・・。これはまた・・・・う・・・・ん・・・・」
翼の顔が引きつっている。翼ほどの人でもやはり幽霊がいるとわかっているところに入るのは怖いのだろう。・・・・いや、霊能者でもない人が幽霊がいるとわかっているところに入るのが怖くない人・・・・いるのだろうか。美久はプルプルと震えて翼の上着を掴んでいる。律音とののかと流奈は「ホントにでそうだね〜」と話している。
結菜「閣下大丈夫?」
此花「何が?正当なる吸血鬼の末裔たる我が、幽霊ごときに臆すると?」
葵「だよね。頼りにしてるよ?」
燿「じゃあ組み分けを決めようか」
律音「組み分け?皆で行くんじゃないの〜?」
アイリーン「大勢でいっても迫力がないでしょう?3つの組に分けます。じゃんけんでグーとチョキとパーで3組つくるとしましょうか」
律音&流奈「おー!!」
拳を突き上げてやる気十分。この2人は本物の幽霊でも怖くないのだろうか。他の人はビビっているというのに。
そして・・・・じゃんけんまで一言もしゃべらないBLUE-HAWKSは大丈夫か・・・・?
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