結果発表は集計を始めて1時間経ってから行われた。ステージに全チームが並び、史記の発表を待つ。今回も前回同様、上位3チームには社長の華南から賞状が授与され、1位通過チームはメダルも授与されるのだとか。という説明をしたのはシャル。
ミルフィー「ううう・・・・緊張ですぅ・・・・」
萌音「フィーが緊張してどうすんの。実際緊張してるのはお姉ちゃん達なんだから」
ミルフィー「そうだけど・・・・・ふぇ・・・・」
征刃「一番最初だったけど、印象は強かったステージだと思うぜ」
ミーナ「そうデース!!チョーインパクツ、デース!!」
リルム「お母様。もし律音ちゃんが負けたら、私達3人のお話は無しに・・・・?」
アリエルはここで負けるようなら仕方ないとコメントしたが、コーデリアはそれは違うのではないかと思う。律音はチームで挑んでいる。律音がよくてもほかが足を引っ張っている、という事もある。愛架は大丈夫じゃないかと楽観視しているが、果たして・・・・
翔「審査員と視聴者がどう結果をだしたかだな」
そう。審査員はおそらく歌と曲の完成度、失敗や減点対象がなかったかというプロの観点が多大にあるが、視聴者は単純に印象のよかったところに投票するだろう。もしくはもともとファンのグループに。一筋縄にいかないのが観客投票制だ。
結果発表は3位から行われ、呼ばれなかったチームは要するに敗退である。
STAR-MINEはいきなり呼ばれた。3位通過、という事になる。とりあえず難所を乗り越えられたことで皆ホッとする。会場からも拍手をいただく。審査員点はそこそこ程度だが、観客、ネットストリーム放送を見ていた視聴者からの投票点で多大に稼いだ形だったという。
2位は女性ファンがたくさんいたBLUE-HAWKS。ロックバンドという事でアイドルか?という疑問もあったが、そんな事はおかまいなしに、女性票だけで2位にのしあがったようだ。やはりここは要注意だ。
1位通過はまたも月宵月華。重厚なサウンドでのバラードという事で、男女共に票が高かった。老若男女の票がまんべんなく稼げた月宵月華はダントツ1位という事らしい。
賞状を受け取り、控室へ。荷物をまとめて会場を出ると、身内に祝福されて、帰宅した。
次は・・・・東日本大会。それに勝ち抜けられればとうとう決勝戦だ。決勝戦は東日本代表と西日本代表の一騎打ちという形になる。つまりは・・・・
律音「次は・・・・優勝しないと決勝戦に出られない・・・・」
愛架「そうなるわね。BLUE-HAWKSも月宵月華も強敵ね」
家に帰って祝勝会の後、夜遅くに母親とリビングで作戦会議。次は3位までに入ればいいわけではない。東日本で1番にならないといけないのだ。さしあたっての難敵、BLUE-HAWKSと月宵月華。この2組に勝つのは容易ではないだろう。
母親にどうしたら勝てるのか。かつてアイドルの頂点に君臨したことのある母親。その母親ならきっといいアドバイスが得られるはず。
愛架はしばらく考え、一度リビングからでて・・・・しばらくすると、数枚の紙を持って戻ってきた。その後ろにはアリエルとコーデリアもいる。母親が真顔で渡してきた紙は・・・・五重線の書かれている紙・・・・楽譜のようだ。それと一緒に、CDも手渡される。
「これは?」と律音が聞くと、この曲はミーナとリルム、そして律音で歌う用に創ってあった曲らしい。いつか3人で歌う曲。それを使っていいという
第2のASSOCIATIONの為に用意された曲。そんなものを使っていいのだろうか。いや、ダメだろう。自分達で考えた曲ならまだしも、もらった曲で出るなど----------
しかしASSOCIATIONが創った新曲。歌いたくないのかと聞かれたら・・・・ぜひとも歌いたい。歌ってみたい。その思いから・・・・その曲を受け取った。
明日は休みだが、とりあえず皆に集まってもらおう。メンバーに連絡をして、部室集合という話をし、今日は休んだ。
---------------------------------FINALへ-------------------------------
ログインしてコメントを確認・投稿する