シャル「そう。そんな話になっていますのね」
母娘の対話から数日。愛架は月乃宮の屋敷を訪れていた。なかば愛架の娘なのでアリエルとコーデリア、そしてそれぞれの娘がこぞってやってきたあたりで予想はついていたらしく、驚きもしない。
それどころか、逆に叱りつけた。折角宮凪愛架の娘という事実を隠すために偽名まで使わせているというのに、ASSOCIATIONとミーナ、リルムがそろって律音と話をしていたら当然勘ぐられる。
というか、問い合わせがあったらしい。マスコミや雑誌記者、新聞記者から。とりあえずは八咫舞がASSOCIATIONとミーナ&リルムをスペシャルゲストとして呼んだだけであり、ASSOCIATION達と律音達は共演者として仲良くしていただけであり、それ以上でも以下でもない・・・・とコメントしたらしい。八咫舞もそこは承知済みで話が通っていたので、本当か神社に取材にいったマスコミが同じことを言われたらしいので大した騒ぎにはならなかった。
とりあえず根回し万歳。という事である。
それはそれとして、とシャルは話を変える。
シャル「今回の大会後、律音ちゃんは留学。それはわかりましたが・・・・それで?」
愛架「それで・・・・って?」
シャル「報告に来ただけか?と聞いてるんです」
愛架「そうだけど?」
シャル「ならいいんです。留学前の思い出としてなんとか優勝させられないかと悪巧みなお願いに来たのかと。まぁ貴女がそんな人ならとっくに爆炎魔法をお見舞いしてますが」
愛架「信用ないなぁ私」
シャル「そういう訳ではないですが。そうですか。律音ちゃんも貴女と同じ道を・・・・ね。第2のASSOCIATION実現すれば楽しみなユニットになりそうですわねぇ。・・・・・・・そこ!!」
シャルは応接室の窓に向かって電撃を放った。すると「グヴェ!!」という変えるが踏みつぶされた時のような声が。シャルが窓からてを伸ばし・・・・男を引き上げて部屋に。その男とは・・・・
愛架「・・・・あれ?確かあなた・・・・律音の学校の新聞記者だったかしら?」
そう。応接室の窓辺の表に張り付いていたと自供するこの男は・・・・六土響介だった。愛架とシャルが会談するというので、スクープの匂いがしたので壁に張り付いて盗み聴きしていたらしい。
シャル「さすが36代目の息子、といったところかしら。36代目同様にこの屋敷のセキュリティに引っかからずにこの応接室までくるとは」
響介「37代目を目指してるんで。・・・・で、さっきの話、ホントっすか?」
愛架「まぁ・・・・」
シャル「37代目脂肪・・・・いや、志望さん」
響介「いま、サラっとヒドイ事言われたような・・・・!!」
シャル「今聞いたことをどうするかは報道の自由によってどうするかはお任せします。ですが、あなたのとる選択肢は2つです。このまま何も聞かなかった事にするか、世間に報道し、わたしに100代先まで悪夢にうなされる呪いを受けるか、好きな方を選びなさい」
響介「えっと・・・・学校新聞に書いたら、どんな呪いが・・・・」
シャル「安心なさい。体脂肪80%、体重300キロになった醜い姿を世間に晒し、悪口を言われ続ける程度の脂肪フラグの呪いですわ」
響介「・・・・・・・・・・・・・・・・今聞いた事は忘れます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
シャルはにこやかに「ならおかえりなさいな」と言ったが・・・・・・・・怖い。その笑顔がとてつもなく怖い。シャルの笑顔も怖いが、呪いの内容もかなり怖い。今回の事は紙面には載せまい。そう誓った。
響介「あ、そうだ。1つ聞いていいっすか?」
シャル「何かしら?」
響介「や、愛架さんにっス。途中で負けようが優勝しようが律音ちゃんが留学するなら・・・・・・・・STAR-MINEはどうなっちゃうんスか・・・・・・・・?」
愛架「・・・・律音抜きで続けるのかしら」
響介「でも彼女、リーダー兼部長っすけど」
シャル「続けるか解散かは・・・・アイリ達に任せましょう」
愛架「・・・・・・・・そうね・・・・・・・・」
響介の問いに、シャルも愛架も言葉を失う。決めるのはSTAR-MINE全員であろうが・・・・この場でどうするのかは2人にはわからない。
宮凪愛架の娘。音楽の女神のカをもった律音の脱退。ある意味で柱と言ってもいい律音が抜けたらどうなるのか・・・・・・・・。
3人は黙り込んだまま結論のでない考えを巡らせていた----------------
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