昼食を終え、月乃宮の車で移動した先に・・・・メンバーは驚愕を覚えた。
着いたという事で車を降りると目の前には木々が生えている。そこをかき分けて進むと-------
岩肌が露出しているそんなに高くはない山があった。流奈はここはどこかとアイリーンに尋ねると、ここは’夕張岳’というらしい。夕張の町にある山とは言えない低い山。一同を向き言い放った。ここを登ると。
翼「登山で足腰のトレーニングかな。じゃあ行こうか」
そう言って山道を登りだそうとするメンバーを、アイリーンは止める。ここから行くのではないと。
美久「ほかにも道があるの・・・・?」
流奈「さぁ?」
互いの顔を見合わせるメンバーを連れて移動。山をグルリを回って・・・・「ここだと言って立ち止まり、見上げた。皆もそれにならって見上げる。そこには山道はない。ついでにいつお、道という道がなかった。そして・・・・急斜面。・・・・いや・・・・斜面というか、壁だった。ほぼ直角にそびえる山・・・・。
燿「お嬢様?もしかして・・・・」
アイリーン「ええ。ここを登ってもらいます」
一同驚愕。ここというのは・・・・この岩肌が露出した斜面・・・・いや壁を登れというのか。
ののか「壁じゃないのよ!!ロッククライミングでもやる気!?」
アイリーン「ええ」
アイリーンはニッコリ微笑みながら即答した。その笑顔が怖い・・・・。
律音「えええ・・・・ここを登るの・・・・」
アイリーン「安心なさい。命綱は付けてもらいますから」
律音「そういう問題じゃなくって・・・・崖登りに何の意味が・・・・」
アイリーン「もちろん根性を養う為ですわ」
一同から漏れるのは「えー・・・・」という溜息・・・・。
響介「ねぇ鳴鈴。コレってアイドルの特訓?」
鳴鈴「なんか違うと思う・・・・。何このスポ根トレーニング・・・・」
アイリーン「みなさん!!ここを登り、努力で根性をつけていただきます!!もちろんわたくしも登りますが、全員が登りきるまで終わりませんからそのつもりで。ここぞという時のふんばりをつけるトレーニングです!!根性ですわよ!!根性!!」
ののか「なにそれ。暑苦しいわね。努力根性って。修造って呼ぶわよ?」
美久「誰?それ・・・・」
ののか「200年前近く、テニスで名をはせたアスリートよ。引退後は芸能人やってたらしいけど。気合いだー!!気合いだー!!って・・・・あれ?なんか違うような」
ののかよ。それはア○マルなんたらではないのか?とりあえずアイリーンのこの合宿旅行中についている執事が持ってきた命綱を装着し、崖を見上げた。
全員が思った。「無理じゃね?」と。しかしアイリーンは「全員が登りきらなければ終わらない」と言っていたので、やるしかなさそうだ・・・・。
美久「できるかな・・・・あうう・・・・」
翼「頑張ろう。アイドルの特訓でこんなのは無縁と思ってたけど、やるしかなさそうだし」
鳴鈴「ふむ・・・・。私もやってみようかしら。中国拳法をやるし、体力つけておきたいし。響介は登る風景を撮影してなさいよね」
響介「ジークハイル」
こうして始まった崖登り。これが本当にアイドルの特訓で必要なのか不明だが、とりあえずアイリーンの雰囲気からして、やるしかないようだ。皆、壁に足をかけて、命綱をつけつつ登りだす。
燿「大丈夫かな皆・・・・」
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