燿「では県予選突破を祝して、かんぱーい」
『かんぱーい』
ファーストフード店にてセットの飲物で乾杯の音頭。それから大会の事について会話がなされるなか、話題にあがったのは・・・・やはり月宵月華の事。
帰り道ではアイドルの王道で臨んだチームは勝ちあがらなかったことが話にあがっていた。それは『東京老舗八つ橋堂』はチーム名も個性的?だし、和のテイストで他のチームとの差別化を図っていたようにも思える。月宵月華は此花のそのキャラクター性やダークサイド的な曲がインパクト性を与えていた。しかし・・・・STAR-MINEは・・・・何があったのだろうか・・・・。
ダークな空気を変えたのは何か。勝ち上がれた理由は何か・・・・。
ののか「そーよっ!!ののの活躍があったからこそ、勝ち残れたと言っても過言じゃないわね!!」
と、全くの平坦な無い胸を張って自慢。しかし確かに過言ではない気がする。月宵月華の後でダークな空気をを払拭したのはののかのうにうにだったし、曲が終わった後も、ののかがうにうにしたからこそ、印象づけられた・・・・気がする。
アイリーン「それは認めますが・・・・関東大会では、それだけでは勝ち上がれないでしょうね」
燿「そうだね。群馬県代表に濃いチームがいるって聞いてるし」
ののか「それに埼玉代表の『Blue-Horks』も出て来るでしょうね。あなどれないわね」
律音「あ、そのチーム、聞いたことがあるよ。此花ちゃんが言ってたんだけど、何か、私達を偵察に来てたみたいだよ」
翼「・・・・マークされている、という訳か。どんなチームなんだい?」
燿「男子のチームだよ。高校生チームで、特にこれといった特徴はないんだけど、メンバー全員をイケメンで固めてるスクールバンドだよ。5人チームで、リーダーの北斗タカがメインボーカル。録音した曲を流しつつ歌うのではなく、路上バンドのように自分たちで演奏しながら歌う、生演奏をしてるんだ。この高校はアイドル活動を部活として昔からあって、この大会にも男子チーム、女子チームと2チーム出場している」
ののか「イケメンチーム。それもまた個性よ。どんだけ女性票をもってかれるか、というところが問題かしら〜〜」
響介「イケメンチームだなんてけしからんねぇ。オレっちのライバルとなりえそうだ」
鳴鈴「アンタ、鏡みてから言いなさい」
響介「(;゚Д゚)」
ののか「それと、ののがマークしてるのは、横浜代表になった『Pure Angels』。ここも強力なライバルになるわよ〜。のの的に」
流奈「どんなチーム?」
ののか「中学生チームよ。全員を中1で固めて歌うユニットよ。女子ユニット(仮)みたいな」
美久「・・・・カッコ・・・・カリ?」
ののか「偽装してんのよー。幼い顔立ちの男子生徒を女装させて出場させてんのー。いうなれば、男の娘チーム?。この2チームが女性票を取り合う形になりそうねー」
燿「ふむ・・・・中学1年生の男子を女装・・・・か。それはそれで確かにライバルだ。ショタコンなお姉さんからの支持を得ようという事か」
律音「それだけじゃないんじゃないかなぁ」
燿「ん?」
律音「私、お兄ちゃんがいるからわかるんだけど、中学1年生の男の子くらいってさ、声変わりする子もいると思うの。声変わりする時期の男の子を使うことで、高い音、低い音、両方カバーできるから、歌える曲の幅も広いんじゃないかなぁ」
アイリーン「なるほど・・・・確かに・・・・。それは強力なライバルですわね。さすが宮凪愛架の娘。目の付け所が違うわね」
ののか「だから、ウチもちょっとは何か変えるべきだと思うの」
翼「どんな風に?」
燿「それはおのおの考えてきてもらって、次の部活の時にでも話し合おうか」
アイリーン「そうですわね。皆さん。コレだというものを期待しますわ」
そんな話をしてファーストフード店で解散した。県大会突破を祝したというよりは、次の関東大会の作戦会議のようになってしまったが、まぁいいとしよう。
関東大会になり、強力そうなライバルがいくつか名を連ねるようになった。律音達はどんな方向性で関東予選に臨むのだろうか------------------
-----------------------------------FINALへ-----------------------------
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